からだ

おしり筋を伸ばすだけで、お腹ペタンコ、ゆがみも解消!

年々、体の代謝が落ち、下腹部には余分な脂肪が……。それを無理なく解消してペタンコお腹に導く、おしり筋を伸ばすだけのメソッドとは?
  • 撮影・黒川ひろみ ヘア&メイク・笹浦洋子(Naokoさん)、吉澤由美子(石井さん、ビフォー)、高山ゆうか(石井さん、アフター/共に特攻隊) スタイリング・高島聖子(石井さん) 文・大澤はつ江

お腹周りが気になり、腹筋運動やスクワットなどをしてみたが思うように結果がでない、そんな経験を持つ人も多いのではないだろうか。

骨盤矯正パーソナルトレーナーのNaokoさんによると、お腹や下半身太りの原因は、うまく使えていないおしり筋だという。

「お尻は背骨や大腿骨の起点。体の土台の役目を担う重要な箇所です。ここが弱いとお腹や太ももの筋肉は本来の働きができなくなり、まんべんなく筋肉を使えず、怠ける筋肉と過剰に働く筋肉ができてしまう。この怠ける筋肉の代表格が下腹、内もも、裏ももなんです。また、動かさない筋肉が多くなると体にゆがみを生じることも」

これらの怠ける筋肉に、脂肪がつき下半身が太り気味に。

「スッキリさせるには、骨盤内の腸腰筋(ちょうようきん)や腸骨筋(ちょうこつきん)を刺激し、骨盤の前後左右のゆがみを整え、引き締めるおしり筋伸ばしメソッドが有効なんです」

今回、このメソッドに挑戦してくれるのは、歯科医師で口もと美容スペシャリストの石井さとこさん。

「ジムでパーソナルトレーナーについてトレーニングをしているのですが、お腹周りの贅肉は、年々落ちにくくなっています。おしり筋を伸ばす、ってどう行うんですか?」(石井さん)

「骨盤内の大腰筋(だいようきん)や腸骨筋などのインナーマッスルを働かせる呼吸をしながら、4つのメソッドを順番に行います。『下腹やせ』も加えて強化しましたから、2週間で変化が実感できますよ」

(左)挑戦する人 石井さとこさん(右)Naokoさん 石井さん着用:ロングスリーブトップ7,500円、パンツ8,000円(共にダンスキン/ゴールドウインカスタマーサービスセンター TEL.0120-307-560)

 おしり筋 をチェック。

おしり筋がうまく使えているか、否かのチェック。

(1)うつ伏せになり肘を体の脇につける。膝を曲げ外側に開き、踵を合わせる。

(2)お尻の力で太ももを上げる。上がれればおしり筋が使えている。

(注意)重心を前に移して腰を反らせない。

 基本の呼吸法 を覚えよう。

メソッドを行うときの呼吸法。4秒かけて鼻から息を吸い、8秒かけて口から(鼻でも可)息を吐く。息を止めないことがポイント。

(1)背面を壁につけ、両足を1歩前に出す。腕を胸の前で組み、下腹部をへこませて4秒かけ鼻から息を吸う。

(2)姿勢はそのままで、8秒かけてゆっくりと口から(鼻でも可)息を吐く。みぞおちがへこむのを感じながら、お腹で壁を押すようにする。

(注意)頭は前に出さず、肩を上げない。

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