お腹周りが気になり、腹筋運動やスクワットなどをしてみたが思うように結果がでない、そんな経験を持つ人も多いのではないだろうか。
骨盤矯正パーソナルトレーナーのNaokoさんによると、お腹や下半身太りの原因は、うまく使えていないおしり筋だという。
「お尻は背骨や大腿骨の起点。体の土台の役目を担う重要な箇所です。ここが弱いとお腹や太ももの筋肉は本来の働きができなくなり、まんべんなく筋肉を使えず、怠ける筋肉と過剰に働く筋肉ができてしまう。この怠ける筋肉の代表格が下腹、内もも、裏ももなんです。また、動かさない筋肉が多くなると体にゆがみを生じることも」
これらの怠ける筋肉に、脂肪がつき下半身が太り気味に。
「スッキリさせるには、骨盤内の腸腰筋(ちょうようきん)や腸骨筋(ちょうこつきん)を刺激し、骨盤の前後左右のゆがみを整え、引き締めるおしり筋伸ばしメソッドが有効なんです」
今回、このメソッドに挑戦してくれるのは、歯科医師で口もと美容スペシャリストの石井さとこさん。
「ジムでパーソナルトレーナーについてトレーニングをしているのですが、お腹周りの贅肉は、年々落ちにくくなっています。おしり筋を伸ばす、ってどう行うんですか?」(石井さん)
「骨盤内の大腰筋(だいようきん)や腸骨筋などのインナーマッスルを働かせる呼吸をしながら、4つのメソッドを順番に行います。『下腹やせ』も加えて強化しましたから、2週間で変化が実感できますよ」