からだ

浜口京子さんの痩せ方。心のコントロールで理想の体を維持。

すっきりきれいになったと評判の浜口さん。生来のストイックさに加え、心のコントロール術も身につけ、自分らしい理想の体を維持。
  • 撮影・玉置順子(t.cube) スタイリング・矢羽々さゆり ヘア&メイク・大渡八千代 イラストレーション・かざまりさ 文・板倉みきこ

【-5kg】「家事もエクササイズ。真剣にやると体が変わります。」

浜口京子さん

愛らしい笑顔が魅力の浜口京子さんは、テレビのバラエティー番組でも人気。昨年からは、画面で見て分かるほど顔まわりや全身のシルエットがシャープになり、大人の女性の美しさにさらに磨きがかかったよう。

「確かに、最近よく顔が小さくなったねと言われますし、実際5キロ痩せました。でも体重減を目標に痩せたわけではないんです。自粛生活で3食ほとんどが自炊になり、家事をする時間が増えたことが影響していると思います」

料理のポイントは、なるべく数多くの食材を使い、タンパク質は欠かさず、食物繊維も積極的に摂ること。

「いつでも動ける体を維持していたいんです。なので、筋肉をつけて脂肪は落とす、というのが食事の基本。ただ40代になってからは体のラインが気になることもあるので、そういう時は、料理法にも着目してヘルシーな蒸し料理を増やしたりしています」

そして、家事はかなりエネルギーを消費するので、エクササイズやダイエットになっていると浜口さん。

「毎日、お花に水をあげ玄関の掃き掃除から始まり、洗濯や買い物などを真剣にやっていると汗をかくほどです。家事もエクササイズだと思えば体の使い方や姿勢が変わり、エネルギー消費量がグッと上がるのではないでしょうか。

お腹の、呼吸をする時に凹む部分の筋肉の力を抜かずに家事をすると、全身の筋肉が効果的に使えます。毎日のことだから気分が上がらないという人は、トレーニングウエアに着替えて運動時間、と思って家事に臨むといいかもしれませんね」

自分が心地よくいられる、笑顔でいられる体が理想体形。

13歳からボディビルを始め、17歳からはレスリングの選手として、常に理想の体作りに努力してきた。

「体作りは練習と同じくらい大切です。私は筋肉質なので代謝がよく、痩せやすいんです。だから実はずっと増量との戦いで、何をどう食べると体重が増えるかを研究し続けてきました。そのおかげか、今でもちょっとした体の変化に気付きやすくなっています。

夜に食べすぎた時はなるべく消化を待ってから寝ますし、1日2~3リットルくらい水を飲んで、代謝を上げるようにしています」

アスリートの体への意識の高さと、一般人のそれとは雲泥の差があるが、自分の体をまめにチェックすることは、ボディコントロールには必須。

「まずは自分にとって理想の体形を決めること。私は格闘家である自分を見失わないようにしています。レスリングマットに上がったら、いつでも動けるよう筋肉を維持していたいんです。筋肉質な体でなくなったら、自分じゃないと思うから」

誰かと比較して一喜一憂するのではなく、人それぞれ理想の体形をイメージして体作りをすればいい。

「笑顔でいられる、心地よい体を目指せばいいのでは。痩せて疲れやすくなってもつらいですし、体を第一に考えて栄養を摂りながら、理想の体形を維持できればいいですよね」

心のコントロールに呼吸は重要。呼吸で体がゆるめば心もゆるむ。

40代になってからは、体のコントロールだけでなく、心のコントロールにも深く意識を向けるようになった。

「年齢を重ねるにつれ、やることや考えることが増えてくるので、一日があっという間に過ぎてしまいます。もともとなんでも集中して頑張りすぎてしまう性格なので、気持ちに余裕がなくなることも多いんです。

頑張るのは大切だと思いますが、心に余裕がなくなると視野が狭くなって周りに気を配れなくなるし、体もガチガチになってしまいます。心と体は密接に関わっているので、息抜きが大切だと思うんです」

そこで着目するのが呼吸。何秒吸って何秒吐くなど細かいことはさておき、とにかくゆっくり呼吸すること。はりつめた心身が、一気に変わる。

「ウイルス対策でマスクが必須になり、深い呼吸がしづらいので、今まで以上に呼吸をしっかりしたいと思うようになりました。鼻から吸って口で吐きますが、ゆっくり長くすることを意識すれば充分。深呼吸するだけで、気持ちが変わります。

心静かにコーヒーなどを飲む時間を取って行うのが理想ですが、そんな時間もない時は、買い物の行き帰りなどに深呼吸しています」

一日の終わりの入浴時間も、心と体のリフレッシュに欠かせない。

「忙しくても、できるだけ湯船に浸かるようにしています。何も考えない時間が作れますし、筋肉の疲労を取ってくれる大切なひとときなんです。また、冷えも大敵。体が冷えると免疫力は下がりますし、筋肉も固くなってしまいます。

そこで家にいる時は首元、足元を常に温めて過ごし、夜はネックウォーマーをして寝るほど。おかげでゆっくり眠れ、心身の疲れが取れますね」

日中、肩周りなどは特に緊張しやすく、ガチガチに固まっていることが多いが、入浴で筋肉をリラックスさせれば胸が開き、深い呼吸もしやすくなる。

「リラックスした体の状態が分かっていれば、緊張した自分の体にも気付きやすくなります。あ、今肩に力が入っているなと思った時に深呼吸することが習慣になれば、体も心の状態も変わってくるのではないでしょうか」

トレーニング後の爽快感を味わう。それが、体を鍛える一番の醍醐味。

浜口さんの父、アニマル浜口さんが主宰しているトレーニングジムには、最近女性の入会者が増えているという。

「自粛生活で体と心に向き合う時間が増えた結果、リフレッシュしたいと思う方が多くなっているのではないでしょうか。前向きに頑張っている姿を見ると、私もうれしいです」

体を変えようと意気込んでトレーニングを始めても、なかなか続かない人に浜口さんからアドバイス。

「性格、体力などを鑑みて、自分に合う方法を見つけることですね。私は一心不乱に集中してトレーニングすることが好きですが、合う合わないは人それぞれ。体調にも波があって、やる気がない時もあるけど、とにかく続けていくこと。トレーニングした後の爽快感は代え難いものです。体を動かしてから深呼吸してみてください。絶対気持ちいいですから。トレーニングでリフレッシュしながら、心身の変化に向き合っていけば、今の時代もうまく乗り越えられる気がします」

「体と一緒に心もトレーニング。心身を整えて理想の自分作り。」
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