くらし

京都人が京都ビギナーに食べてもらいたい3つのローカルフード。

遠くから遊びにきた友人を案内するならどこへ?
京都在住の八田由貴さんに、とっておきの場所を教えてもらいました。
  • 撮影・津久井珠美 イラストレーション・イオクサツキ

京都ビギナーに食べてもらいたいローカルフードは。

ご当地フードは狙い撃ちでのぞむが吉。
初心者がまず訪ねるべきはこの3店。

【二条城前】SONGBIRD COFFEEの(ソングバード コーヒー)のたまごのサンドイッチ

たまごのサンドイッチ1,200円。人参サラダとヨーグルト付き。

ふわふわの卵を挟んだ京都市民のソウルフード。

茹で卵ではなく、フワッと調理した卵を挟むのが京都の卵サンドの王道スタイル。「なかでもコレが究極!」と八田さんが推すのは、塩だけで味付けした分厚い炒り卵状の卵が際立つ一品。コーヒーとの相性も抜群だ。

SONGBIRD COFFEE●京都市中京区西竹屋町529 
TEL.075・252・2781 
営業時間:10時30分〜18時30分 木曜休

【河原町三条】本家船(ほんけふな)はしやの おかき&豆菓子

軒先に並ぶおかきに目移り。変わらぬ味を届ける街の名店。

三条大橋の袂で約120年前に創業したおかきの老舗。「ローカルの人が通う店。鴨川の小石にちなんだピーナッツ入り豆菓子『加茂の石』とスパイシーな『山椒』のおかきは、店の前を通るたびに買ってます(笑)」

右から、加茂の石(200g)650円、山椒(200g)980円。

本家船はしや●京都市中京区三条大橋西詰112 
TEL.075・221・4307 
営業時間:10時~20時 火曜休

【四条河原町】志る幸(しるこう)の白みそ汁

おとしいもの白みそ汁900円(右)と鯛めし丼1, 800円。

食すれば〝味噌汁観“が覆ること必至!大和芋をすりおろした究極の白味噌汁。

10種類あまりの具材から選べる、味噌汁が名物の割烹料理の名店。何はともあれ〝おとしいも〞の白味噌汁を。「トロトロの大和芋が白味噌の甘みを一層深め、心まで癒やされます」。フレーク状の鯛がご飯と絡む鯛めし丼も美味。

おみやげ用の味噌450円も忘れずに。

志る幸●京都市下京区四条河原町上ル一筋目東入ル 
TEL.075・221・3250 
営業時間:11時30分~14時、17時~20時 火曜夜、水曜休、ほか不定休あり 味噌汁のみの注文は不可。

八田由貴

八田由貴 さん (はった・ゆき)

PR会社hatta, inc代表

京都に生まれ育ち、東京でPR会社に勤めた後、海外生活を経て帰郷。『エースホテル京都』や寺社など地元京都のクライアント多数。

『クロワッサン』1113号より

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