からだ

歯磨きの道具も進化していた。目的に応じたアイテム選びのコツとは。

  • 撮影・青木和義、黒川ひろみ 文・黒澤 彩 イラストレーション・日江井 香

[歯間ブラシ]

歯間ブラシは万人に向くものではないので注意が必要。歯と歯の隙間が大きく空いている部分や、連結冠ブリッジを装着している部分などに適している一方、隙間のないところに無理に入れると歯肉を傷つけてしまう。とくに前歯には使用しないほうがいい。サイズ選びは歯科医に相談を。

歯と歯の隙間が、気になり始めたら。

毛先が歯の隙間に入り込み、傘が開くように広がって汚れを取り除く。1日1回、“入れて引く”だけで完了。「06」はもっとも細いタイプのブラシ。ブラシのサイズを選び、持ちやすい形状のホルダーにカチッと取り付けて使う。全5種。クラプロックス歯間ブラシ CPS 06プライム1,320円(ヨシダ)

L字型で奥歯にも 届きやすい。

奥歯の歯間部にも届くL字型のブラシ。先端は強度の高いワイヤーで折れにくく、コンパクト。ハンドルはしっかり握れる長めサイズ(108mm)で細かく動かしやすい。「sss」は初めて歯間ブラシを使う人や、狭い隙間にも対応した超極細タイプ。システマ歯間用ブラシ SSS 8本入り500円(ライオン)
短く持ち、頬の側からブラシを挿入する。
歯茎の丘のカーブに沿わせるように、わずかに斜め上向きに入れるのがポイント。歯茎を傷めないように細心の注意を払うこと。

水と空気を噴射して食べかすを除去。

エアーフロスは、少量の水と空気を高速で噴射し、歯間に詰まっている食べかすを取り除くもの。歯茎にやさしく、歯間ブラシに慣れていない人や歯列矯正中の人にも使いやすい。最大 3連射が可能。ソニッケアー エアーフロス ウルトラ HX8632/ 01 1万円(フィリップス TEL.0120-944-859)
1 2 3 4 5
この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

SHARE

※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

人気記事ランキング

  • 最新
  • 週間
  • 月間