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中東の宝石ドバイへの旅(1)

  • 取材/文・斎藤理子

ショッピングの後は、
世界最大の噴水ショーを堪能。

『ドバイ・モール』の周囲には、『バージュ・カリファ・レイク』という人口池があり、そこには、全長275m、水が吹き上がる高さが最大150mという、これまた世界最大の噴水『ドバイ・ファウンテン』があります。ここで毎晩開催されるのが音楽とライティングにあわせて噴水が舞い踊る噴水ショー。そびえ立つ『バージュ・カリファ』をバックに、6600個の電球と25色のプロジェクターが繰り広げる5分間の光と音と水のショウは、迫力満点。夜は18:00にスタートし、30分に1回開催されるので、思い立った時に行けます。

おいしい料理を味わいながら。
目の前で噴水ショウが楽しめるスポット。

噴水ショーは水辺ならどこからでも見られますが、人気なのは、『ドバイ・モール』と隣り合わせの『スーク・アル・バハール』をつなぐ橋の上。ただしここは人気スポットだけに、いつでも大混雑なのが難点。

せっかくなので、食事しながら噴水ショウも楽しみたいという人には、『スーク・アル・バハール』の中にあるレバノン料理レストラン『Abd el Wahab(アブ・エル・ワハブ)』がおすすめです。

メニューには、フムスやババガヌーグッ、タップーラ(パセリのサラダ)、ファラフェルといったポピュラーなものから、レバニーズソーセージやケッパ(レバノン風メンチ)など日本ではあまり目にしないものまで、数多くの料理が並びます。レバノン料理はハーブと野菜を多用し香辛料は控えめ。その洗練された味わいはヨーロッパでも大人気ですが、日本人の口にもとっても合います。

ちなみに、このレストランは『スーク・アル・バハール』に隣接するホテルの一部という位置づけなので、ビールやワインもあります。ドバイは基本的に、ホテルのレストランとバー以外の場所は禁酒です。なので、モール内はもちろん、街のレストランでもアルコール類は置いていませんが、このレストランのようにちょっと拡大解釈をしてアルコールのライセンスを得ているところが増えている模様。ワインと一緒だったらどんなにか美味しいかと思う料理が多いだけに、観光客には嬉しい限りです。

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#ドバイ

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