くらし

テーブルや床のゴチャゴチャ解消、壁面を収納空間に変えるヒント。

  • 撮影・徳永 彩(KiKi inc.) 文・薄葉亜希子

置いたままになりやすい衣類は「はしご」や「フック」を中間地点に。

色合いを揃えて見た目にも美しいスペースが完成。 壁に立てかけたラダー 2万2000円、パルプ紙でできたA4サイズの壁づけシェルフ 各1,950円(共にリビング・モティーフ)にフック(スタイリスト私物)も組み合わせて収納コーナーに。 メキシコのウールブランケット 1万1000円、アビーホーンの靴べら 2,500円、レデッカーのまごのて 2,700円、ポンポンキーリング 1,400円、どんぐり形キーリング 1,600円、アントネッロ・テッドのショルダーバッグ 白2万9000円、フォックスアンブレラの傘 1万7000円、壁づけシェルフにのせたダイストップ 3,500円、SCHAの帽子 3万3000円(以上ドワネル) ラビット 4,600円、チェスト上のトレイ 2,000円(共にプエブコ) アーツアンドクラフツの赤いバッグ 1万3000円、BRAUNの時計 6,200円、ガーデンバード 3,500円、バスケット 6,000円(以上リビング・モティーフ) 洋書 9,550円(ビブリオファイル) リネンタオル 2,800円(コッテ & コー) ラッキーアニマル 800円、ヘルシーアニマル 1,800円(共にセンプレ ホーム) その他スタイリスト私物

定位置を決めにくく、置き場に困るのが着ていた衣類や日常使うバッグ類。まだ洗濯に回さないが、脱いですぐタンスにしまうのもためらわれ、結果、置きっ放しに……。
「そんなとき、“中間地点”があると部屋が散らかるのを防げます。おすすめは壁に立てかける収納用のはしご。衣類などをはしごにそのままかけるだけでなく、S字フックを使えば、バッグやキーホルダーなど細かいものの置き場所にもなります」

はしごの選び方としては、収納を目的に家具としてつくられた専用のものを選ぶこと。
「軽くて動かしやすいものが多く、寝室や玄関などどこに置くのにも便利。また専用のものはおしゃれなデザインが多くて選ぶ楽しさも。壁面の広さに応じて、はしごのほかにフックや小棚を組み合わせることで、より収納力もアップできます」

インテリアスタイリスト 黒田美津子さん

黒田美津子(くろだ・みつこ)●インテリアスタイリスト。Laboratoryy代表。『Hanako』記者を経て各誌でインテリア記事を執筆・スタイリング。広告や住宅、店舗などの空間ディレクションも手掛ける。

『クロワッサン』982号より

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