「もともとが面倒臭がり」と語る、整理収納アドバイザー・小西紗代さん。家事をするなかで、より効率的に、動きやすくするために始めたのが、「使う場所に使う物を集める」=“仲間わけ”という整理方法。
使う場所ごとに必要な物は、同じ物を複数買ってもかまわない。「未来の自分を楽にする投資」と思い、ひととおりセットにしておくという。
たとえば、ハサミ。
小西さん宅には、リビング、キッチンはもちろん、 クローゼットや洗面所にも用途別に、セットにしたハサミが置かれている。それぞれ使う場所にあれば、いちいち取りに行くこともない。家族誰もがすぐ手に取って使える。ひとことでいえば、便利。その恩恵を受けるためには、本当に使いやすい物だけを厳選して、使う場所に適切に配置していく。それをまた“仲間わけ”して収納。
一度この方法で片づけられれば、家の中はもう散らからない。