健康 歯科医師に教わる、正しい歯の磨き方・最新版。 長年の習慣で、ささっと磨いていませんか? 正しく行えば効果は格段に上がります。便利なアイテムも取り入れて。 記事をシェア X Facebook LINE リンクをコピー 2020.03.21 撮影・青木和義、黒川ひろみ 文・黒澤 彩 イラストレーション・日江井 香 写真ギャラリー 倉治ななえさん(くらじ・ななえ)さん●歯学博士。テクノポートデンタルクリニック院長。治療だけではなく予防歯科の普及に力を注いでいる。『むし歯・歯周病の最新知識と予防法』(日東書院)など著書多数。 歯冠の表面を覆っているエナメル質は、人体でもっとも硬い組織といわれる。一方、エナメル質の下の象牙質は柔らかく、むし歯になりやすい部分。40歳以降は歯周病などで歯肉が後退し、象牙質が露出しやすい。象牙質には神経が通っているので知覚過敏の原因に。 歯ブラシの柄が細くなるところを支点にするイメージ。ブラシ部分の近くを持つと力が入りすぎてしまい、遠くを持つと角度などをコントロールしにくくなるので注意が必要だ。 下の右奥歯からスタート。下の内側→上の内側→上の外側→下の外側→下の奥歯→上の奥歯の順。どの順番でもいいので、習慣化するのが大切。 【直角磨き】歯の各面に対してブラシをまっすぐ当てて動かす。最初に全体の表面を直角磨きし、あとで45度磨きでもう1周してもいい。 【45度磨き】歯周ポケットの中を磨くように細かく。面だけではなく、歯と歯のあいだの三角形の空間がぴたっと埋まるようにブラシを当てる。 【歯並びが悪いところ】通常の歯磨きに、さらにもうひと手間加える。歯の側面を磨き残さないように、ブラシを縦にして左右に角度を変えながら磨く。 この写真ギャラリーの記事を読む 関連記事 マスク生活の今こそ徹底ケアを。大人の歯のケアアイテム。 “ゆるゆる漢方家”による、こもった熱を発散させる夏の養生。 “ゆるゆる漢方家”による、潤いをキープする秋の養生。 広告 TAGS #“いつまでも元気”の三大条件 #きれいな歯 #フッ素 #プラーク #ミュータンス菌 #倉治ななえ #健康 #正しい歯の磨き方 #歯 #歯ブラシ #歯磨き #歯科医 HOME からだ 歯科医師に教わる、正しい歯の磨き方・最新版。