「この時季の肌は、まるで通信簿。夏のツケが肌の上に現れてくるんです」と話す、美容家の小林ひろ美さん。肌は夏に老けるといわれるほど、そのダメージは深刻なのです。「紫外線によるDNAレベルでのダメージに加え、空調と外気の寒暖差で肌の水分は蒸発。体の代謝も下がり、汗や皮脂でpHバランスも崩れます」
その結果、肌がどうなるかというと、「表面は脂っぽくても、内側は段ボールのようにスカスカ状態。そのまま乾燥が進めば、しみ、しわ、たるみ、くすみ、毛穴の開きと、さらなるトラブルを招くので、保水力を高めなくては」とはいえ、漫然と化粧品を塗ればいいというものではありません。
「常に一定の水分を蓄えられる、キメの整った肌に育てていくことが必要。まずは化粧水のつけ方から見直して」具体的な方法は、小林さんが実演。毎日の習慣にしたい化粧水のつけ方を覚えましょう。