「バームは安定した冬肌に衣替えするための飛び道具」と小林ひろ美さん。
「オイルとバームは、役割が異なります。オイルは水分を抱えながら角層に入っていくので攻め込んだケアも可能。有用成分をワセリンやミツロウで固めたバームは、内側の水分が逃げないようにフタを閉じてバリア機能をサポート。外部刺激を跳ね返し肌の回復を助けます。肌の状態を見極めて使い分けて」。成熟世代なら誰でもバームが必要なときがある。「乾燥や環境の変化で敏感になったり、肌荒れが続いたり、赤味が出たり。ダメージを感じたら、いつものケアをバームに替えて、包帯で傷を癒やすように刺激と乾燥から徹底的に保護。危ない!と思ったときにすぐ使えるよう常備しましょう」