大人肌を悩ませるトラブルは数しれず。中でも切実になってくるのがツヤやハリ不足。
「年齢を重ねるごとに、肌の弾力を作り出す力が低下してくるからです。エイジング対策を考えるなら、保湿力だけではなく、肌の奥にある“ハリのもと”に積極的に働きかけてくれる成分が配合されたものを使うことが必要になってきます」と、美容・医療ジャーナリストの海野由利子さん。
エイジングケア(※1)成分の中でも注目したいのが、卵の殻の内側にある薄い膜、卵殻膜から開発された「卵殻膜成分」。古くから卵殻膜は中国や日本で傷薬として使われてきた経緯があり、その効果を探る研究の過程で、肌の弾力を作り出し内側から支える「Ⅲ型コラーゲン」の産生に深く関わることがわかった。「Ⅲ型コラーゲンは赤ちゃんの肌に多く、加齢によって減少するといわれています。それを昔から伝承医療に使われてきた卵殻膜から開発した成分がサポートしてくれるのは興味深いし、研究の進化ですね」