手抜きは絶対にダメ! 確かな手応えを感じる肌保水ケア。
- 撮影・玉置順子( t. cube/小林さん)、塩谷哲平( t. cube/商品) ヘア&メイク・広瀬あつこ 文・今井 恵 イラストレーション・坂本康子
指を肌に当てる、満タンチェックを習慣に。
「化粧水がしっかりと肌に行き渡っているかチェックすることを習慣にしましょう」場所は目尻の下の頰骨の上。「皮膚が薄く、水分が入りづらい場所なので、ここが冷えていれば、肌の中に水が巡っている証拠」当てた指の背が頰に吸い付いて持っていかれるような、ムチッとした感触があればさらによし!「この2点が合格なら、保水力のある肌へと確実に育っています」
肌がしっかり冷えない時は、保冷剤で強制冷却。
化粧水をつけた後、満タンチェックで肌が冷え切っていない場合、また化粧水の効果をさらに高めたい時、保冷剤や冷たい水につけたスプーンを肌に当てるという手も。「入浴前、冷蔵庫から保冷剤を出しておきます。お風呂上がりの肌に化粧水をしっかりつけた後、バタフライゾーン(目の下の逆三角形部分)に柔らかくなった保冷剤を当てて毛穴を引き締めます。化粧水を中に閉じ込めるんです」
ホットターバンで効率的に血流アップ。
「効率よくスキンケアしたいならホットターバンがおすすめ」もともと、お手入れの時は髪をまとめている人も多いはず。その時使用するターバンをパイル地のものにして、熱めのお湯で絞ってからつけるだけという手軽さ。「生え際は頭皮と顔のジャンクションであり、リンパや静脈、ツボがあるんです。ここを温めながらケアするだけで、その効果は格段にアップします」
日中の肌保水にはミストティッシュが便利。
強いエアコンの下では、肌表面からどんどん水分が失われます。「メイクを崩さずに上手に保水するにはティッシュペーパーとミストタイプの化粧水を使いましょう」ティッシュの両端にのみ化粧水をかけ、顔の上にふわっとのせて。「乾いた中央部分が皮脂を吸収し、両端に染み込んだ化粧水が、メイクを崩さず、適度に保水します。
『クロワッサン』957号より
●小林ひろ美さん 美容家/美・ファイン研究所主宰。リバイタライズサロン『クリーム』ディレクター。確かな理論に基づく、独自の美容法が人気。商品開発やコンサルタントとしても活躍。
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