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誰に贈る?予算はいくら?
お歳暮の新常識、教えます。

35歳〜65歳までの読者モデル104名が在席する「クロワッサン倶楽部」メンバーにリサーチ。今回のお題は「おすすめのお歳暮、教えて下さい」。

お歳暮、誰に何を贈るかを思案するのも楽しいものです。

お歳暮、誰に何を贈るかを思案するのも楽しいものです。


今年も残り約1ヶ月となりました。暮れの行事に忘れてならないのが「お歳暮」。最近では友人・知人や親族にも贈る方も増えているとか。

一般には12月10日〜20日の間に届くように手配するのがマナーとされており、現在、お歳暮選びの真っ最中という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「選ぶアイテムはいつも、ハムやお米など無難なものばかり。皆さんどのようなものを送られているのか知りたい!」という声もよく耳にします。

というわけで、35歳〜65歳までの読者モデル104名が在席する「クロワッサン倶楽部」の読者モデルメンバーに「お歳暮」に関するアンケートを取り、贈り物美人の皆さんに、おすすめギフトを教えてもらいました。

 

まず、お歳暮を送ると答えたメンバーに、誰に、いくらぐらいの予算で贈るかを聞きました。

誰に贈りますか?

第1位 親戚・・・21%
第2位 親・友人 ・・・20%
第4位  取引先・・・15%
第5位 職場・・・11%
(%は全体に対する割合)

意外と多かったのが「親戚」。

「遠方の親戚はなかなか会う機会もないので、贈りあう習慣が続いています」(46歳・主婦)。

「毎年年末に、正月用にとたくさんの食品を送ってくれる親戚がいるので、そのお返しに」(58歳・主婦)

「遠方の方だとなかなか会えないため、お元気でいらっしゃるかしら?の気持ちを込めて。季節のご挨拶ですね」(48歳・経営)

 

次いで「親」や「友人」に贈るという方からはこんな意見があがりました。

「日頃の感謝を込めて実家に送っています。お里帰りできていないので、品物だけでもお里帰りをという気持ちもこめて」(40歳・経営)

「私は長くドイツに住んでいるのですが、ここではお歳暮に代わるものがクリスマスプレゼントなんです。なので、年末にお友達に感謝の気持ちも込めて贈るつもりです」(37歳・主婦)

なるほど、堅苦しく考えがちなお歳暮も「クリスマスプレゼントに近いもの」と考えると、選ぶ時間も楽しくなりそうですね。

 

今回ランクインはしなかったものの、こんな方へ渡していますという意見も合わせて紹介します。

「マンションの管理人さんはとてもよくしてくださるのでお渡ししています」(47歳・経営)

「SMAPがお歳暮のCMをすると色んな人に送ります(笑)」(47歳・自営業)

贈りたいものありきでお歳暮を渡す。これだと渡したあとも会話がはずみそうですね。これまで贈る習慣がなかった人もお歳暮を選ぶ楽しみが増えそうです。

 

カジュアルに贈るのが、現代版お歳暮の常識!?

さて、お歳暮と一口にいっても気になるその予算は?
第1位 2000円以下・・・29%
第2位 4000〜5000円 ・・・26%
第4位  3000〜4000円・・・19%
第5位 2000〜3000円・・・18%
(%は全体に対する割合)

近年では「もらった相手が負担にならないものを贈る」という考えが多くなってきているよう。
「お返しをしなくては」と相手を煩わせないためにも、さりげなく贈るというのが新しいスタイルのようです。

次は「4000〜5000円」。その選ぶ基準を聞いてみました。
「基本的には量は少ないけれど上質なものを。自分ではもったいなくて絶対買わないものを選ぶようにしています」(39歳・料理家)

 

なるほど。では具体的に、みなさんのイチオシのお歳暮を聞いてみました。

「プチお歳暮として、スターバックスのドリンクチケットを贈ります。コーヒー好きの人は特に喜んでもらえます」(40歳・経営)
スターバックスではLINEやメールでECチケットを贈るサービスもあり、郵送の手間がないので住所を知らない相手にも贈ることができて便利ですよね。

「果物たっぷりのゼリー彩果の宝石」です。見た目も美しく、日持ちもして、いつも喜ばれます。子供や年配の方にも好評で、甘いものが得意でなくても、食べられるのが喜ばれているようです。予算に応じて、いろいろなサイズを選べるので、使い分けています」(46歳・経営)

彩果の宝石では、手土産アンケートの時もその名があがった人気商品。
あなたの定番手みやげは何ですか?の記事はこちら。
https://croissant-online.jp/topics/36878/

 

選ぶポイントは、その土地のもの

離れた場所にいる方へ贈るという意見が多いお歳暮だからこそ、そこに住む人が普段はなかなか食べられないものをというのが一つのポイントになっているようです

空也の最中。地元の九州の人へ贈るものは東京のデザートやスイーツを選び、東京の方へは地元の食材やデザート、スイーツを選んでいます」(40歳・主婦)
言わずと知れた、銀座空也の最中。予約しないと手に入らない、入手困難な人気おやつです。年末年始は特に予約が混み合うそうなので、こちらでお歳暮を検討中という方はぜひお早めに。

麻布十番の豆源。関東に数店舗だけしかなく関西には売っていないので、取引先の京都に送ります」(37歳・自営業)

「祖師ヶ谷大蔵にある洋菓子店の葛粉クッキー。今、流行ってるとろけるようなクッキーのはしりではないかとおもいます」(47歳・講師)

とらやさんやウエストなど地方の方には誰もが知る東京のブランドが喜ばれます。逆に、よかれと思って贈った新進気鋭のパティシエのお菓子などは、こちらが期待するほど喜ばれないことが多い気がします」(35歳・主婦)。

地方のおすすめ品はこんなものがありました。

京都小倉山荘のおかき。美味しく、体裁も美しく、割とボリュームもあってコスパが良いです。それなりに日持ちもするので、年末の忙しい時期でもすぐ食べて頂かなくてもいいので贈る側としても安心です。いつも個装の詰め合わせにするのですが、色々入っていて楽しめます。おかきは絶対嫌いという方も少ないように思います」(42歳・会社員)。

「岩手県釜石『中村家』の三陸海宝漬」(45歳・主婦)

「私の田舎である飛騨高山の特産品を贈ります。飛騨牛や牧場のヨーグルト、アイスクリームなど。毎年喜んでいただいています」(38歳・医師)

「そうめんの名店・揖保の糸から新しく発売された、KISSUIというプレミアム素麺。冬は冬でお鍋の〆や煮麺に合うし、日持ちもするし、あまり知られていないと思うので」(44歳・経営)

そう、この「名店の新商品は、贈り物の新定番」というのは、先日クロワッサン倶楽部でも紹介したばかり。
https://croissant-online.jp/topics/38650/

何を贈るかまだ迷っている・・・という方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょう?

最後に…実際、お歳暮って、送る必要があるの、ないの? という時代ですよね。メンバーにも聞いてみました。

今年の年末、お歳暮を贈る予定がありますか?

送る・・・51%
送らない・・・39%
未定・・・10%

約半数のメンバーが送るという回答。

堅苦しく考えず、日頃の御礼をこの機会に、と気軽に考えてもいいのかもしれませんね。

 

今回の口コミを回答してくれたクロワッサン倶楽部読者モデルメンバー104名のプロフィールは、こちらからご覧いただけます!
https://croissant-online.jp/about/

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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