【夏の冷スープ】ひんやりした喉ごしで、熱した体に涼を注入──旬の野菜の力で体をリセット、栄養満点!
撮影・青木和義 スタイリング・矢口紀子 構成&文・堀越和幸
この季節、食欲がなくて固形物を口にする気にならない——、そんな時でもスープなら食べられる。
「喉ごしがいいのでスルッと食べられますよね。軽い食事ですが、意外に栄養が摂りやすく、食べると元気回復につながるのがスープのいいところ」という野菜の料理家・西岡麻央さん。
今回紹介するのは、冷製の野菜スープ。
「ハーブと鶏などのタンパク質を上手に組み合わせて、食べたい一皿を作ってみてください」
すりおろしトマトと梅のスープ
暑さで食欲がない時に
冷凍したトマトをすりおろした、シャーベットのようなスープ。「猛暑日にはうれしい一品。合わせた梅は、汗で流れた塩分の補給にも。トマトとの酸味の相性も抜群です」(西岡さん)
【材料(2人分)】
トマト…中2個
梅干し…1個
水…100ml
塩…小さじ1/3
オリーブオイル…適量
*白だしがあれば小さじ1を加えるとコクが出る。
【作り方】
1. トマトは冷凍しておく。
2. 冷凍したトマトをすりおろし、ボウルに入れる。ヘタに近いすりおろせなかった部分は細かく刻む。梅干しは種を取って刻む。
3. ②のボウルに水と塩を加えてしっかり混ぜたら器に盛り、刻んだトマトと梅干しをのせ、オリーブオイルを回しかける。
きゅうりとささみのスープ
喉の乾きを潤したい
細切りのきゅうりとみょうががたっぷりの香り広がるスープ。「ほぐした鶏のささみでタンパク質も摂れます。薬膳では鶏肉は気を補ってくれる食材。潤いと元気をこれでチャージ」
【材料(2人分)】
きゅうり…1本
鶏ささみ肉…2本
みょうが…2本
A[水…400ml、酒…大さじ1、塩…小さじ1/3]
ポン酢…大さじ2
【作り方】
1. 鍋にAを入れて火にかけ、沸騰したら鶏ささみ肉を加える。煮立ったらアクを取り、弱めの中火で2分煮る。蓋をして、火を止めてそのまま10分置き、ささみを取り出す。
2. きゅうりとみょうがは千切りにし、①の鍋に入れる。
3. ささみを細かくほぐして鍋に戻し入れ、ポン酢を加えたら冷蔵庫で2時間以上冷やす。
オクラとめかぶのスープ
お腹をスッキリさせたい
オクラとめかぶのとろみが特徴。喉ごしがいいので、するすると食べられる。「2つの食材の粘りが弱った胃を保護してくれます。オクラは大きめに切ることで食べ応えを出しました」
【材料(2人分)】
オクラ…6本
めかぶ…70g
A[濃いめのだし…300ml、しょうゆ…小さじ1/2、塩…ひとつまみ]
【作り方】
1. オクラはヘタとガクを取る。
2. 鍋に湯を沸かして塩ひとつまみ(分量外)を入れ、①を入れて1分ほど茹でる。取り出して粗熱が取れたら1cm幅の斜め切りにする。
3. 器にオクラとめかぶを入れ、冷やしておいたAを注ぎ入れる。
メロンとミントのスープ(フルーツスープ)
ほてりを感じる時に
野菜だけではない、旬の果物でもこんな一皿が。「メロンも体の熱を取ってくれます。フルーツのスープは特別感がありますが、市販のカットメロンを使うことで簡単に作れます」
【材料(2人分)】
カットメロン…300g
ミント…4g
無糖ヨーグルト…100g
水…50ml
白ワインビネガー…小さじ1/2
塩…小さじ1/4
【作り方】
深めの容器に材料を全て入れ、ハンドブレンダーで滑らかになるまで撹拌する。器に移し、ミント(分量外)を飾る。
『クロワッサン』1170号より
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