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余りがちなクミンをアクセントに、照り焼きチキン。

買ったはいいけれど、出番がなくて冷蔵庫に眠っている調味料、ありませんか?上手に使えばいつもの料理のアクセントになる、目からウロコのレシピをご紹介します。

撮影・野川かさね(料理) 料理製作・中川たま 文・小林百合子

照り焼きチキン+クミン

余りがちなクミンをアクセントに、照り焼きチキン。

スパイスカレーに欠かせないクミンは、少し加えるだけでエキゾチックな雰囲気を醸してくれるスパイス。お子様味になりがちな照り焼きも、ワインによく合う大人な味わいに。

【材料(2人分)】
鶏もも肉 1枚
塩 適量
米油 適量
クミンシード 小さじ1
A[醤油 大さじ1、酒 大さじ1、みりん 大さじ1、砂糖 大さじ1/2]
クレソン 適量

【作り方】
1.鶏もも肉は余分な脂を取り除き、均一の厚さになるように切り込みを入れてから、弱めに塩をふる。
2.フライパンに米油をひき、鶏肉の皮目が下になるように入れて中火で焼く。
3.鶏肉の皮目の7割ほど、身の3割程度に火が通ったら、フライパンの空いているところにクミンシードを加え、鶏肉から出た油で炒める。油分が多い場合は大さじ1/2程度を残して拭き取る。
4.クミンシードからプチプチと音が出始めたらAを加え、鶏肉にからめながらとろみが出るまで煮詰める。
5.クレソンと共に4を器に盛る。

『クロワッサン』1117号より

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