「薬膳の考えかたでは、食べ物は体を温める温熱性と、逆に冷やす寒涼性、どちらでもない平性に分けることができます」と、料理家で国際中医薬膳師の齋藤菜々子さん。この季節に温熱性の食材を組み合わせたドリンクを持ち歩くことはとても理に適っている、と語る。
「体を中から温めるのがよいことなのはもちろんですが、乾燥しやすい季節に常に喉を潤すことで体の抵抗力が増します」
ここでは薬膳の理論のもと、身近な材料で手早く作れて温活効果ばつぐんの温かい飲み物のレシピを紹介。日々の外出のおともにして、芯から温まろう。