くらし

枝豆の美味しい茹で方・焼き方と、ひと手間かけた6つのアレンジレシピ。

枝豆といえばビールのイメージですが、実は調理次第でどんなお酒にも合うオールマイティーな食材。
多彩な味わいが楽しめる枝豆の世界へようこそ!
  • 撮影・黒川ひろみ 文・小笠原章子

焼いて、炒めて、和えて、浸して。 夏つまみの定番・枝豆の七変化。

自他ともに認める枝豆好きという髙山かづえさん。旬の時季になると枝付きで買い求め、晩酌のお供に楽しんでいる。

「最近わが家でハマっているのは、魚焼きグリルで手軽にできる焼き枝豆。さやが少し焦げるくらいまでしっかり焼くことで、香ばしさがうまみに変わり、芋のようなほっくりした食感になるんです」

もちろん、定番の茹で枝豆についても、下処理の仕方から茹で方、ベストな茹で時間まで研究済みだ。

「いろいろ試して辿り着いたのが、蒸らし茹で。少ない湯でうまみをとじ込めながら茹でると、甘みがぐっと際立ちますよ」

淡泊な枝豆は、香りのある素材や乳製品、発酵食品などとも好相性。ひと手間かけてアレンジすれば、ビールはもちろん、日本酒やワインにも合う極上のつまみになる。

焼き枝豆

水分を含ませ、ふっくら蒸し焼きに。塩が結晶化したさやごと口に含み香ばしさを堪能。

おいしい焼き方

【材料(2~3人分)】 
枝豆 1袋(250g)
塩 適量

1.枝豆はボウルに入れて塩大さじ1を加え、さや同士をこすり合わせるように手でよくもむ。
2.水で洗い流して汚れやうぶ毛を除き、水気をきる。
3.再びボウルに入れてたっぷりの水を入れ、1時間ほどおいて豆にしっかり水分を含ませる。
4.水気をよくきり、塩大さじ1/2を加えてさや全体にからめる。
5.魚焼きグリルにアルミ箔を縁を少し立てて敷き、枝豆をなるべく重ならないように広げ入れる。
6.強火で7分焼き、ざっと裏返してさらに4分焼く。

茹で枝豆

絶妙な塩加減で濃厚なうまみと甘みを引き出す。粗熱が取れたくらいが食べ頃。

おいしい茹で方

【材料(2~3人分)】
枝豆 1袋(250g)
塩 適量
水 1カップ

1.枝豆はボウルに入れて塩大さじ1を加え、さや同士をこすり合わせるように手でよくもむ。
2.水で洗い流して汚れやうぶ毛を除き、しっかり水気をきる。
3.茹でたときに豆に塩味が入るよう、さやの両端を切る。
4.再びボウルに入れ、塩小さじ2を加えてさや全体にからめる。このまま茹でることで豆に塩味がつく。
5.フライパンに分量の水を入れて中火で沸かし、枝豆をなるべく重ならないように広げ入れる。
6.ふたをして中火で4分茹で、水気をきって器に盛る。やや固めに茹でると余熱で火が入ってちょうどよい固さになる。

\アレンジ/ほうじ茶枝豆

上記、「おいしい茹で方」と同様に茹でる。茹でるときにほうじ茶の茶葉大さじ1を加える。
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