短大生時代、家の経済的な事情により学校をやめなければならないという話になって、夏休みに軽井沢の鰻屋さんで住み込みのアルバイトをしました。賄いのご飯をいただきながら、軽井沢の自然にふれていつかは私もこの地で暮らしたいと心に誓ったものですが、その念願が叶って、今は東京と軽井沢の2拠点生活を送っています。
東京にいる時の反動か、軽井沢では何もしません。とにかく自然の中にいて、一日中、木々の緑を眺めて、鳥の声に耳を傾け、川のせせらぎに身を委ねている。それだけで、身も心も嘘のようにほぐれていくんです。当たり前ですよね、もともと人間だって自然の一部なんですから。疲れたら、自然の中に返れ! これが一番です。