くらし

体をほぐすと、運気も流れる。風水心理カウンセラー谷口令さんが実践している7つのこと。

運をキャッチするには、準備も整ってなければならない。で、その条件のひとつが体の柔らかさにある!? 自らも実践するプロに、その極意を教わります。
  • 撮影・小川朋央 イラストレーション・森マリエ 構成&文・堀越和幸

「運動は運が動くと書くでしょう? しなやかな体が開運へと誘います」

風水心理カウンセリング協会代表理事の谷口令さんは、趣味のバレエをもう15年以上も続けている。

「バレエは難しい。最初はいろいろなことができない。レッスンは足や股関節をひたすらぐるぐる回したりと地道なものが多いんですが、でもそれでだんだん体がほぐれてくる。するとそれまでできなかったことが、ある日急にできるようになったりするんです。その自己達成感といったらありません」

走る、泳ぐ、これまでの人生いろいろなスポーツに挑戦してきたけれど、どれも長く続かなかった。

「それがバレエに救われたという感じ。運動は運が動くと書くでしょう。今、私は68歳ですが、バレエが私の運を動かしてくれている、そんな気持ちがあります」

ありがたみを実感するのは、きれいなスタイルと立ち姿勢がいくつになってもキープできているということ。

「背骨がまっすぐになるとエネルギーが流れて気が巡るんです。ヨガも瞑想もみんなそうでしょう?」

「体、心、頭、の3つはつながってる。だから、いつも柔らかくほぐします」

呼吸も楽になるし、お腹もへこむ。するとウエストのくびれが出てきて、スタイルや所作も美しくなる。

「協会の卒業生さんの前で、これから運の話をしようとする人がだらしない佇まいだったりしたら説得力がないじゃないですか」

運を動かす運動はもちろんバレエじゃなくたっていい。思いつきでちょっと散歩に出るくらいのことで、体は思ったよりもほぐれる。

「すると心もほぐれるんですよ。よく会社の経営者や作家の人たちが、散歩をするとアイデアがひらめくなんていう話を聞きませんか? 体、心、頭、この3つはつながっています」

体がほぐれると、気持ちがリセットされる。何かに悩んでいたとしても、ことの本質が見えてくる。

「運動で心がリセットされる。悩むのは、あなたがいい人だから」

「なんで悩むのか? 私は、日本人特有のまじめさにあると思うんです。だから私は人から相談を受けると、不安なことや、ものも人も、少し引いて考えましょう、もっとわがままになっていいとアドバイスします。
それでもつらかったら整理すればいい。部屋でも人間の心でも今は整理の時代でしょう? 私なんか友だち少ないですよ、整理ばかりしてるから(笑)。でも、往々にして、いい人に限って悩んでいる。悪い人は悩みませんから」

そのためにも一つの世界にこだわり、しがみつくのではなく、自分の中にいろいろな世界を持つことが大切だ。

「若かった頃のOL時代、子どもが小さかった頃のママ友仲間、どのグループにも意地の悪い人は必ずいて、つらい思いもいっぱいしました。でも今は違う。私には大好きな仕事があって、バレエがあって、東京だけではなく軽井沢での生活もある。いろんなグループに属していると、我慢しているのが馬鹿馬鹿しくなるものです」

自分の気持ちに正直に生きる。その正直な気持ちを見つめるには、ほぐれた体と心があってこそだ。次ページから、そのためのヒントを探っていこう。

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