くらし

手相芸人・島田秀平さんがおすすめ! この夏行っておきたい関東近郊の開運スポット。

夏に訪れたい、水辺や神社など涼しげな気が流れる場所。せっかくなら2022年後半への弾みをつけるべく、パワーを感じられる場所へ。
  • 撮影・黒川ひろみ 文・板倉みきこ イラストレーション・中島陽子

手相芸人として人気の島田秀平さん。公私にわたって全国の開運スポットを多く訪れ、その年の年運や、金運・健康運など欲しい運気におすすめの場所を提案する機会も多い。そこで今回、この夏の開運・招福につながるスポットを紹介してもらった。

「今回は関東近郊で立ち寄りやすく、涼もとれそうという条件の中から、清めの力を持つ水に関する場所、今年の干支の寅や、開運の象徴・龍にゆかりのある場所、そしてご縁を深めてくれる場所を選びました」

フラリと立ち寄りやすいという条件は、実は開運と深いつながりがある。

「たとえばご利益があるという神社も、困ったときにだけ頼って訪れるのではなく、ご挨拶、意思表明や報告など、常に神様とつながりを持っておくことが大事なのです。また、土地と自分の相性もあるので、おすすめされた場所がピンとこなくてもいいんですよ。旅先で急に行ってみたくなって訪れた神社が、自分にとっての開運スポットになることもあります。運を開きたいなら、行動あるのみ。自ら動く人に、運も縁も巡ってくるものだと思います」

島田さんがおすすめする、行っておきたい場所・4条件。

(一)自然豊かな「水」に関する場所へ。

(二)「干支」のパワーに触れて。

(三)「龍」にまつわる旅も吉。

(四)目に見えない「縁」を深める。

(一)自然豊かな「水」に関する場所へ。

古来、浄化の力があるとされてきた“水”。姿形を変える特性から、風水では柔軟なエネルギーを宿すともいわれる。「もともと滝、湖、海など、水に関する場所は軒並み開運スポット。特に、今年は六十干支(ろくじっかんし)の壬寅年(みずのえとら)で、“壬”は水の気を司るから好影響大です。水の近くに行くだけでなく、触れる、水音を聞くなどしてエネルギーをもらいましょう」

檜原村の神戸岩

(C)檜原村観光協会
払沢の滝、神戸岩は東京都西多摩郡檜原村にある。払沢の滝の駐車場から滝までは徒歩約15分。滝の駐車場から神戸岩駐車場までは車で約15分。渓谷を数分歩き、くさりを伝って狭い岩場を進むと沢の上流に出る。詳細は檜原村観光協会 hinohara-kankou.jp

水の浄化力は流れがあるほど、そしてその流れが強いほど浄化効果が高まるとされ、水が勢いよく流れ落ちる滝は、開運スポットとして全国に点在。

「今回は日本の滝百選にも選ばれている、東京都檜原(ひのはら)村にある払沢(ほっさわ)の滝へ。滝のエネルギーをもらったら、次は水の浸食で削られた奇岩〝神戸岩(かのといわ)〟に向かいましょう。約100mの高さのある岩ですが、川下から見ると戸が開きかけているように見え、神の通り道といわれています。風も吹き抜けてきて、とても爽快です」

等々力渓谷

谷沢(やざわ)川沿いに"不動の滝""等々力不動尊""等々力渓谷第3号横穴古墳"などがある。●東京都世田谷区等々力1・22・47 詳細は世田谷区ホームページ www.city.setagaya.lg.jp/

都内23区にある唯一の渓谷は、夏でも涼しさを感じて散策向き。渓谷内の滝に不動明王像を安置したのが等々力(とどろき)不動尊の始まりで、この地はもともと霊場だったそう。

「開運スポットとしては、寺社などの霊場、滝や湧水などの水場、古墳などが挙げられますが、等々力渓谷はその3つ全てが揃っている稀有な場所です」

[神社でのお参り作法をあらためて。]

●お守りを受ける
そこで自分の心願を考える。

手水で身を清めたら、心願を込めたお守りにするため、参拝前にいただく。

●お参りする
心願とともに、神様にご挨拶。

深いお辞儀には呼吸がポイント。礼と柏手の数はお参りした神社にならって。

柏手は左手を高く。 打ったら元に戻す。
(1)息をゆっくり長く吐きながらお辞儀する。
(2)息を大きく吸い込みながら正体に戻る。

●おみくじを受ける
先ほどのお参りに対する神様からのお返事と心得る。

お参りした後にいただくおみくじは、神様からのお返事。真摯に受け取ろう。

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