くらし

日向夏と新玉ねぎのシュガーナッツ【内田真美さんのレシピ】

果汁たっぷりのフルーツサラダはテーブルを華やかに、豊かにしてくれる立役者。
ハーブや野菜との新鮮な組み合わせで、果物の可能性に開眼しますよ。
  • 撮影・黒澤義教 スタイリング・矢口紀子 文・松本あかね

シュガーナッツをトッピング。柑橘の新しい食べ方。

「ベトナム辺りでは酸っぱい果実に砂糖と唐辛子をつけて食べますが、あの雰囲気で日向夏もジャリジャリとした砂糖、香ばしいナッツと一緒にいただくとおいしくて」。さらした新玉ねぎでシャキシャキ感をプラス。

【材料(2人分)】
日向夏 2個
新玉ねぎ 1/2個
酢 小さじ1
シュガーナッツ[カシューナッツ 20g ピスタチオ 20g きび砂糖 大さじ2 塩 小さじ1/2]

【作り方】
1.日向夏はわたを残して皮をむき、一口大の乱切りにして種は取っておく。新玉ねぎは薄切りにし、水にさらしておく。
2.シュガーナッツを作る。カシューナッツとピスタチオは粗みじん切りにする。ボウルにナッツときび砂糖、塩を加え、よく混ぜ合わせる。
3.別のボウルに日向夏、水気をよく切った新玉ねぎを入れてざっくりと混ぜ合わせ、酢を加えてさっと合わせる。器に盛り付け、シュガーナッツをかける。

「フルーツのサラダのいいところは、果物の甘みと酸味がドレッシングの役割を担ってくれるところ」

と内田真美さん。そこに少しの塩とハーブなどで香りを足せば、フレッシュジュースならぬフレッシュドレッシングが口の中に広がるという算段。組み合わせる野菜は、旬が同じものどうしだと相性よくまとまる。

「甘酢和えの感覚でいただけますし、余分な脂っぽさを打ち消すので焼いた肉の付け合わせにもぴったり。明るい時間に始まるディナーに果物のサラダとシャンパンがあれば最高ですね」

内田真美

内田真美 さん (うちだ・まみ)

料理研究家

雑誌、書籍、広告の分野で活躍。自身の美学が詰まったレシピは各所から信頼が厚い。近著『高加水生地の粉ものレッスン』。

『クロワッサン』1071号より

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

SHARE

※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

人気記事ランキング

  • 最新
  • 週間
  • 月間