くらし

60代で息子と共に建てた二世帯住宅へ。実現した感性を持ち寄る自由な家。

60代で兵庫から東京に住まいを移した夫妻。大きな引っ越しを経て実現したのは、旅の思い出や自身の作品に囲まれる、心地よい空間だった。
  • 撮影・深水敬介　文・上條桂子

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章宏さんが座るのは、宝塚に住んでいた時から愛用しているル・コルビュジエのソファ。広さは1階と地下の2フロアで約80平方メートル。
玄関を入ってすぐ広がる1階と地下の窓辺の階段。窓側の天井を少し高くすることで外光をより取り込んでいる。
寝室とアトリエのある地下空間へ続く階段。大きな窓から入る光で明るい。紀子さんは寝室から見るこの景色が一番好きだという。
地下にある寝室にも、心地よい光がたっぷりと。
キッチンには天窓があり、北側だが光が入る。
リビングで大きな位置を占めるソファとダストボックス。
海外旅行で苦労して持ち帰ったガラスの花瓶や陶器。
インテリアに活気をもたらす赤い観葉植物。
絵画と陶器、そして旅先で手に入れたオブジェが目に楽しい。
紀子さんの作品はクリップでラフに飾り、気軽に入れ替える。
章宏さんの陶器作品。紀子さんのお気に入りのものばかり。
以前の住まいから30年以上使っている椅子は、座り心地がとても気に入っている。
ザ・コンランショップで買ったトースターは、つまみを大胆に修理した。
玄関では勢いよく伸びたモッコウバラや、ワイヤープランツなどのグリーンが華やかに迎える。
夫妻のアトリエ。棚には資料や手がけた仕事のファイル、絵本のコレクションを収納。
章宏さんが日々描いている創作ノート。仕事の資料に活用している。
窓側には、リビングと同じル・コルビュジエの赤い一人掛けソファが置かれている。
赤いジャグとミトンは、’70年代に北欧旅行で購入。
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TAGS
#あの人の暮らしかた #ライフスタイル #二世帯住宅 #人生を変える、住まい方。 #住まい #辻村章宏 #辻村紀子

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