くらし

アプリや買い物、スマホ決済など。お得なポイントの貯め方いろいろ。

家計の見直しに大いに役に立ってくれるのが、現金以外の方法で買い物をしたときにたまるポイントの活用。“ポイ活”の達人、紀村奈緒美さんに効率的なため方を聞きました。
  • 撮影・青木和義 文・生島典子

メインのポイントをためる

基本的なポイントのため方は、買い物をしてお金を使ってポイントをゲットすること。クレジットカードを使えばクレジットカードのポイントがたまり、決まった店舗やサイトで買い物するとたまる<共通ポイント>もある。

「何をどこでどう買うかでポイントのたまり方が違うので、より効率よくポイントを得られるような使い方を研究しましょう」(紀村さん)

買い物などでポイントをためるだけでなく、アプリを活用してためるのがポイ活の上級者。紀村さんは、毎朝アプリをいくつか立ち上げることを日課にし、買い物をしたレシートはアプリに登録し、スマホを持って歩くことでポイントを獲得している。

また、アンケートに答える、消費者インタビューに参加することなどでもたまる。

「自分がためている共通ポイントがもらえる方法についての情報を調べて実行しましょう。<共通ポイント>についてのおトクな情報は、各ポイントの公式サイトやクレジットカード会社の公式サイトなどにまとめられていますので、ぜひこまめにチェックしてみてください。
各ポイントのメルマガやLINE、インスタをフォローしておくと、タイムリーに最新の情報を一年中チェックできます」(紀村さん)

ため方(1)アプリを活用してためる。

スマホのアプリを使ってポイントをためられる。アプリを立ち上げる、アンケートに答える、レシートの画像を送る、ひたすら歩く、などでポイントがつく。メインでためているポイントがもらえるアプリを選ぶのがコツ。

【アンケートに答えるだけ】

『楽天インサイト』などのアンケートアプリでアンケートに答えると、ポイントがもらえる。消費者インタビューの募集などもあり、内容に応じてポイントがつく。

【毎日立ち上げるだけ】

立ち上げるだけでポイントがもらえるアプリがある。「毎朝アプリを立ち上げることを習慣にしています。慣れれば苦もなくポイントがたまります」(紀村さん)

●楽天スーパーポイントスクリーン
毎日立ち上げて、その日に出てきたポイント付き広告をタップするだけ。「今日は5ポイントゲットしました」(紀村さん)

●楽天PointClub
ためているポイント数がわかるアプリ。毎日立ち上げると1ポイントたまる。毎日引けるくじや、1週間に1回たまるポイントも。

【レシートを送るだけ】

スーパー、コンビニ、チェーンの飲食店などのレシートの画像を送ると、ポイントがもらえる。『Rakuten Pasha』では、対象商品の購入で高ポイントがつく場合も。

●レシートde Ponta
レシート de Pontaサイトの「レシート投稿」を選び、レシート画像を送る。5枚投稿すると<1Pontaポイント>もらえる。

●レシーカ
普段の買い物のレシートを登録するだけで<Tポイント>がたまる。レシート1枚1ポイントで、1日3枚まで登録できる。

【歩くだけ】

アプリをダウンロードしたスマホを持って歩くだけで、歩数や距離でポイントがたまる。「歩いて健康になって、ポイントもたまってトクした気分です」(紀村さん)

●aruku&(あるくと)
地図と連動してキャラクターが指示する歩数をクリアすると<Tポイント>がたまる。賞品に応募することもできる。

●トリマ
すべての移動がポイントに変わるアプリ。マイルをためると、共通ポイントや銀行振り込みなどで受け取れる。

ため方(2)買い物でためる。

ポイントがつく店舗やサイトで買い物をすると、購入金額に応じてポイントがたまる。自分がメインでためているポイントがどこでつくのかを知り、その店舗やサイトで買い物をするように心がけるとたくさんたまる。

/何をどこでどう買うかでポイントのたまり方が変わります!\

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