日曜朝の報道番組『サンデーモーニング』のキャスターをはじめ、テレビやラジオなどで活躍するフリーアナウンサーの唐橋ユミさん。今年春には、司会を務めるラジオ番組の企画で歌手デビューも果たした。
「歌に苦手意識があり、カラオケさえも断っていた私がまさか歌手デビューするとは。でも、いざ挑戦してみたら練習の際にアナウンスにも生かせる発見があったりして、新鮮な体験でした」
今回手みやげとして紹介してくれたのは、福島県喜多方市で100年以上続く酒蔵〈ほまれ酒造〉のショコラにごり酒。
「甘すぎず、チョコレートの苦味も感じられるので、男性に贈っても喜ばれます。牛乳と割って生クリームをのせると大人のデザート風に。私は夜にホットの牛乳割りを飲むことが多いですね」
実は〈ほまれ酒造〉は唐橋さんの実家。幼い頃から酒の香りと共に育った。
「子どもの頃は酒蔵でかくれんぼをしたり、夏はタンクを冷やす水で水浴びをしたりしては、大人に見つかって怒られていました（笑）。食卓には酒粕鍋や豚肉の粕漬けなどがよく上っていましたね」
現在は、2歳年上の兄が4代目の社長として蔵を牽引している。このショコラにごり酒も、発売前に兄に頼まれ、母親と一緒に試飲したそうだ。
「苦味がきいていておいしいと、母と意見が一致しました。バレンタインデーの贈り物にも喜ばれそうだねって」
日頃からお酒は好きでよく飲むという唐橋さん。一番好きなのは純米酒で、ワインにも目がない。一度『サンデーモーニング』の司会者、関口宏さんと同席した際、ほろ酔いになり「宏くん」と呼んでしまったという噂が……。
