父はメーカーで車のセールスをしていました。父の人生には車がありました。現在、80歳。父はまだ車に乗っています。免許返納を促すと「目もよく見えるし、安全に気をつけているから大丈夫だ」と譲りません。確かに運転はしっかりしてはいるのですが、そろそろやめさせたいです。（50代・税理士）
ふなっしー 難しいなっしなー。本人はバリバリ運転できると思ってるからなっしな。
たい平 うちはきょうだい全員で話し合って、80代少し手前の父親に免許を返納させたんだけど、その後しばらく恨まれてたな。この世代の人にとって、運転免許って単なる移動の手段じゃなくて、一種の社会的なステータスだし、誇りなんだよね。それを取り上げられると人権を侵害されてるみたいに感じちゃうんだと思うんだよ。
ふなっしー 我々が想像している以上に思い入れがあるなっしな。
たい平 だから“免許証を取り上げる”っていう意識じゃなくて、お父さんがどうやったら幸せな晩年を送れるかを考えてあげてほしい。最後に乗る車として自動ブレーキとかの最先端技術を使ったものを贈るとか。それでも返納してもらうことになったら、まめにどこかに連れっていってあげるとか、代わりになる楽しみを提供する。
ふなっしー 不慮の事故に遭わないよう、お父さんには良い思い出で人生の後半を過ごしてほしいなっしな!
