くらし

スタイリスト・岡部美穂さんの好きなものが「生きる」部屋。

リノベーション成功のカギはイメージ力と情報収集力にあり。アイデアに満ちた、スタイリスト・岡部美穂さんの新居におじゃましました。
  • 撮影・馬場わかな　文・新田草子

写真ギャラリー

【Before】かつてのキッチンは、カウンターが個性的なモザイク柄だった。
窓辺のゾーンとL字になるようにソファを配し、くつろげる空間に。ソファは、イタリアの「ジェルバゾーニ」の〈GHOST〉。
窓辺には器やオブジェを。高さをあえて不揃いにする並べ方は、インテリアスタイリストの石井佳苗さんに教わって。
【Before】カウンターを全面改装、えんじ色の壁は白く塗り直した。
カウンター内側は、一部をオープンにしてごみ箱置き場に。
シンプルなステンレスシンクの下にはあえて棚を設けず、自由度を残した。
インテリアショップで見かけたスマートな処理が気に入り、それをお手本に。
カウンターにはスツールを。リビング側の面を8cmほどへこませて座りやすくした。
作業台も兼ねるカウンター。キッチン側は引き出しになっていて、食器はここに。
クローゼットの扉も兼ねた鏡は、天井まで届く大きさ。右下はサイドテーブルにもなる「ジェルバゾーニ」のスツール。
2面採光ならではの明るさ。壁際にトランクや本棚を置いて雑誌や写真集を集め、ちょっとした読書スペースに。
洗面台の下には、かごに入れたタオルや「デロンギ」ヒーターを。化粧品などの小物は鏡の裏の棚に収納してすっきり。
【Before】既製品の洗面台が取り付けられていた、以前の洗面所の様子。
タオルや下着のほか、洗剤などの生活用品は大容量の吊り戸棚に収納。カウンターにはiPodやスピーカー、本などを。
左の壁には、木工作家の井藤昌志さん作の鏡が。「いつか部屋に飾りたいと思って買っておいたものがはまりました」
「絵や写真は単独で飾るよりも椅子やソファと組み合わせると決まる、という石井さんの『掛け軸論』にならいました」
下をフリーの収納スペースにしたシューズボックス。ここにも、お気に入りのオブジェを並べて。
全面ルーバーのドアは、ブラインドメーカー「ナニック」で特注。
ドアを閉めても光が通り、日中の廊下の明かりはこれで充分。
リビングに転がしたままにしたくないエクササイズグッズの収納も、かごが解決。
インテリアショップで購入したかごいろいろ。プラスチックボトルやビニール袋入れに。
裂き編みのカラフルなかごには、小さくて行方不明になりがちな、猫のおもちゃを収納。
夫が勤める雑貨店で扱う青森ヒバのかごバッグ。買い物にはもちろん、雑誌などを入れるのにも。
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TAGS
#おうち時間 #インテリア #リノベーション #住まい #住みたいのは工夫のある家。 #収納 #家 #岡部美穂 #工夫のある家

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