くらし

スタイリスト・岡部美穂さんの好きなものが「生きる」部屋。

リノベーション成功のカギはイメージ力と情報収集力にあり。アイデアに満ちた、スタイリスト・岡部美穂さんの新居におじゃましました。
  • 撮影・馬場わかな 文・新田草子

写真集やSNSも駆使して集めた、自分の理想のイメージを形に。

【Before】かつてのキッチンは、カウンターが個性的なモザイク柄だった。

「新しい住まいを探していた約1年前、偶然、知人に紹介されたのがこの部屋でした」という岡部美穂さん。町並みが一望できるリビングダイニングに、申し分のない広さと間取り。37年という築年数も許容範囲内で、夫ともども、見るなり気に入ったという。壁がカラフルだったりキッチンが個性的だったりとインテリアは好みと違ったが、

「リノベーション前提で考えていたので気になりませんでした」。

購入後改装に着手し、間取り以外はほぼフルリノベーション。真っ白の壁にコンクリート風の塗装やステンレス、木といった異なる素材が響き合う、心地よい空間が出来上がった。リノベーション成功のコツを尋ねると、

「どういう部屋にしたいか、自分の中で明確にすることが大事だと思います。私はネット上の画像を集めるアプリ『ピンタレスト』や、インテリアの写真集などで好みの写真を集め、徐々にイメージを固めました。内装の施工者とのやり取りにも、そうした画像が役立ったかも。あとは先輩インテリアスタイリストなど、周囲の“目利き”の方のアドバイスも大きかったですね」

かくして、理想の住まいを手に入れた岡部さん。以前はしまい込むだけだったオブジェや写真のコレクションも飾ることができ、家にいる時間が何よりの楽しみになったという。

「リノベーションのよさを一度知ってしまうと、既製インテリアの部屋にはもう住めないかもしれません」

ダイニングとリビングをゆるくゾーニング。

窓辺のゾーンとL字になるようにソファを配し、くつろげる空間に。ソファは、イタリアの「ジェルバゾーニ」の〈GHOST〉。

高低差を生かし、窓際にお気に入りをディスプレイ。

窓辺には器やオブジェを。高さをあえて不揃いにする並べ方は、インテリアスタイリストの石井佳苗さんに教わって。
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