くらし

スープ作家・有賀薫さんの、食が暮らしの中心にある住まい方。

毎日のことだから、食事作りは楽しくシンプルでありたい。スープ作家の有賀薫さんが作った、〈ごはん装置〉。食を変えたら、暮らしも変わりました。
  • 撮影・黒川ひろみ　文・一澤ひらり

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シンプルでモダンなミングル。「洗う」「作る」「食べる」「片づける」が 1カ所で行えて実にコンパクト。
【Before】リノベーション前の11畳ほどあったダイニング。棚に収まりきらない鍋が床に所狭しと並ぶ。ここからは見えないが右奥がキッチン。
要望を伝えるたびに、若い設計士が模型や図面でプレゼンテーションを繰り返してくれた。
和室はリビングに組み込まれて、ご覧のように和モダンですっきりとした空間に生まれ変わった。
一般的な間取りの3LDKだったが、LDと和室を一体化させ、約17畳の広々としたスペースに。
テーブル中央にIHコンロがあるので、調理のシェア、作業の循環を創出できる。スイッチは側面の安全で目立たないところに。
引き出しは2つ。ひとつにはピーラーやワインオープナー、キッチンばさみなど調理器具を入れ、もうひとつにはカトラリーを。
食洗機がテーブル下にあるので、食べ終わった食器を入れれば、後片づけ終了。パナソニックの製品をビルトインした。
IHの手前のスペースは調理台として便利。シンクで洗ってそばのまな板で切る。効率的かつスピーディ。
4人がゆったり座れて、ランチョンマットや食器も不便なくセットできる。シックなテーブルも落ちつく。
特注で作った直径50cmの円形シンクがメタリックな風合いを演出。蛇口が伸びるので自在、小回りが利く。
調光・調色ができる照明に空気清浄機能がついた「クーキレイ」を換気扇に。2つの機能を融合した優れもの。
洗濯したらハンガーに掛けて干し、乾けばポールに吊るす。「畳む手間が省け、そのまま着られて便利です」
夫婦で手作りしたベッドは下が収納スペースになっていて、布団、スーツケースなど大きなものをしまっておける広さがある。
クローゼットはアウターや靴、バッグなどがわかりやすく収納されている。「目に見えるものがすべて。探す煩わしさはありません」
廊下の突き当たりはリビングに入るドア。床と同じアカシア材をドアに使ったら、一体感のあるギャラリー風の空間に。
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TAGS
#おうち時間 #インテリア #キッチン #ミングル #リノベーション #住まい #住みたいのは工夫のある家。 #家 #工夫のある家 #有賀薫

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