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心地よく眠れる部屋へ、すぐできる方法が知りたい。睡眠のスペシャリストに聞きました。

眠りの質をよくするためには、寝室の環境も非常に大事。理想の寝室に必要な条件を専門家の三橋美穂さんに教わりました。

文・斎藤理子 イラストレーション・柿崎サラ

ひとつの寝具にはひとりで寝るのが基本。ペットとの添い寝は避ける。

《OK》ベッドは壁から離し、厚手のカーテンで遮光。弱い光のフットライト、心地よい音や香り。ペットとは別に眠るのが理想。
《OK》ベッドは壁から離し、厚手のカーテンで遮光。弱い光のフットライト、心地よい音や香り。ペットとは別に眠るのが理想。
《NG》エアコンの風が直接当たる、豆電球がつけっぱなし、カーテンから明かりがもれる、ペットと添い寝などは快眠の妨げに。
《NG》エアコンの風が直接当たる、豆電球がつけっぱなし、カーテンから明かりがもれる、ペットと添い寝などは快眠の妨げに。
《OK》ベッドは壁から離し、厚手のカーテンで遮光。弱い光のフットライト、心地よい音や香り。ペットとは別に眠るのが理想。
《NG》エアコンの風が直接当たる、豆電球がつけっぱなし、カーテンから明かりがもれる、ペットと添い寝などは快眠の妨げに。

上のイラストは、眠りを妨げる寝室と理想の寝室をまとめたもの。眠りを妨げる寝室では、ペットがベッドの上に寝ている。家族の一員でもあるペットは、癒やしを与えてくれる大事な存在。でも実は、可愛いからといって一緒に寝ると、飼い主の睡眠の質は確実に低下すると三橋さんは忠告する。
週に4日以上ペットと寝ている人たちの63%は、質のよい睡眠をとれなかったという研究結果があります。ペットの動きや鳴き声で睡眠が分断されたり、添い寝することで寝返りを打ちにくくなるからです」

寝返りには、筋肉をほぐしたり血行をよくしたり、体温調整をしたりする役割がある。ペットと一緒に寝ると、気を使って寝返りしにくくなるので、睡眠中のそうした役割が阻害され、眠りも浅くなる。
「ペットを起こさないように、じっとして寝ていると、飼い主の腰を痛めたりもします。どうしても添い寝したいのなら、ペットに遠慮せず動くことです。ペットと一緒に眠りたい気持ちはよくわかりますが、快眠を考えたら、ペットが快適に眠れる寝床を作ってあげて、別に寝たほうがいいんです」

三橋美穂(みはし・みほ)●快眠セラピスト、睡眠環境プランナー。寝具メーカーの開発部長を経て独立。睡眠スペシャリストとして活躍中。『睡眠メソッド100』(かんき出版)、『CDを聞いてゆったり深〜く眠れる本』(PHP)など著書多数。

『クロワッサン』977号より

※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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