ロカボダイエット実践30日後の後藤さんの結果は上記のとおり。体重が減ったのはもちろんだが、ウエストとへそ上（お腹回り）の数字の変化と、見た目の違いにはびっくり。
「もともと肥満ではない50㎏前後の人が、普段の生活のなかで苦行することなく体重を落とすのはなかなか難しいことなんです。でも、後藤さんは2㎏近く減量できています。身体が締まり体脂肪率も減っていて、本当に素晴らしい結果ですね」と山田さん。
ロカボで大切なのは、日々の食事を楽しむということ。後藤さんからはそれがしっかりと伝わってきたと山田さんは言う。その上、測定していた血糖値もほぼ通常80前後、食後100前後で安定。これはまさに理想的な数値だと、山田さんも感嘆しきりの結果になった。
後藤由紀子（ごとう・ゆきこ）●雑貨店「hal」店主。器と生活雑貨の店を沼津で経営。もの選びのセンスにファンが多い。近著に『後藤さん、今日はどちらへ？ 地元な暮らし』（大和出版）。
山田 悟（やまだ・さとる）●北里大学北里研究所病院 糖尿病センター長。「一般社団法人 食・楽・健康協会」を設立しロカボを提唱。『糖質制限の真実』『カロリー制限の大罪』（共に幻冬舎）がベストセラーに。
『クロワッサン』965号より
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