くらし

YouTubeでも反響が大きい、オートミールキッシュ【柳澤英子さんのダイエットレシピ】

「やせるおかず」でダイエットに成功した柳澤英子さんは、オートミールをおなじみの料理に使って体形キープ。ひと皿完結の手軽さが魅力です。
  • 撮影・青木和義 文・吉永美代

 一皿で超簡単。よく知るメニューもオートミールで。

オートミールキッシュ(440kcal)

器に敷き詰めたオートミールにソースをのせ、生地を用意する手間いらず。

オートミールをそのまま使うクリスピー生地が新しい。

柳澤さんのYouTubeでも反響の多い一品。生地の代わりにクイックオーツをそのまま使って時間短縮。豆乳のまろやかさもよく合う。

【材料(1人分)】
オートミール(クイックオーツ)30g
卵 1個
無調整豆乳 大さじ4
小松菜 1株
スライスベーコン 1枚
ピザ用チーズ 40g
A[塩・こしょう 各少々、オリーブオイル 小さじ1]

【作り方】
1.小松菜は3cm長さに切り、スライスベーコンは細切りにする。
2.耐熱の器にオートミールを敷き詰める。
3.フライパンに1とAを入れて中火にかけ、小松菜がしんなりするまで炒め、卵、無調整豆乳を加え混ぜる。半熟状になったら2に入れる。
4.ピザ用チーズをのせ、1000Wのオーブントースターで焼き色がつくまで5分ほど焼く。

52歳で26kgもの減量に成功した柳澤英子さん。そのダイエットレシピを書籍化した『やせるおかず 作りおき』シリーズはベストセラーに。その後もゆる糖質オフを続け、10年経つ今もリバウンドせず美と健康をキープ中。

「60歳を機に筋肉を付けて標準体重に増量。このほうが体調もいいですね」

オートミールを取り入れたのは最近。流行当初はスルーしていたという。

「以前、海外で食べてずいぶんくせがあるなと感じたのですが、昨年日本のスーパーで見かけて試してみると、すっかり改良され、食べやすくて驚きました」

肉や野菜、豆腐や納豆などと組み合わせて、主食とおかずを兼ねた一品完結メニューにするのが柳澤さん流だ。

オートミールの基本の戻し方。

1. 1食分は30g。オートミールの種類によらず、1食30gで。「少なく見えますが、オートミールは腹持ちがいいのでこのくらいが適正です」
2.水を加えレンジで1分。50mlの水を加えて混ぜ、600Wの電子レンジでラップをせずに1分加熱。「お粥なら 200mlの水を加えて3分加熱を目安に」
3.温かいうちに混ぜる。加熱を終えたらすぐにスプーンなどで全体を混ぜほぐす。「温かいうちにほぐさないと固まってしまうので気をつけて」
4.完成!ほどよい水分を吸って、ご飯のようにふっくら。ここからおにぎりや丼などのご飯メニューに展開できる。

水で戻さずに使う場合も。

豆腐と混ぜて水分を吸わせて戻す。豆腐や卵、トマトジュースなど、水分の多い食材と合わせて調理する場合は、水を加えなくてもOK。
炒めながら水分や油を吸わせて戻す。オムライスのように、肉と一緒に炒めてその水分や油分で戻しながら調理する場合も。旨味も吸ってくれる。
柳澤英子

柳澤英子 さん (やなぎさわ・えいこ)

料理研究家、編集者

料理関連の編集者を経て料理研究家に。『やせるおかず 作りおき』シリーズが大ヒット。近著に『柳澤式ラクやせオートミールレシピ』など。

『クロワッサン』1069号より

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