からだ

Vol.5 心臓がドキドキします。【40歳からのからだ塾WEB版】

血圧測定を習慣にしましょう

血圧は一日中変動しています。それに、病院で測ると血圧が高くなる人、早朝血圧といって朝の血圧が高い人、夜間に血圧が上がる人など、高血圧の現れ方には、いろいろなパターンがあります。自分の実際の血圧を知るためにも、家庭血圧を測っておきましょう。
家庭血圧では「収縮期血圧135mmHg/拡張期血圧85mmHg以上」を高血圧の目安とします。

高血圧予防は生活習慣の修正が第一

本格的な高血圧になる前の予防が肝心です。予防には、睡眠、食事、運動などの生活習慣の見直しが欠かせません。
それから参考までに。ホルモン補充療法は、動脈硬化の予防にプラスにはなっても、高血圧の治療までは難しいそうです。

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減塩 6g/日未満
野菜・果物 野菜・果物の積極的摂取*
脂質 コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を控える
魚(魚油)の積極的摂取
減量 BMI(体重(kg)÷[身長(m)]2)が25未満
運動 心血管病のない高血圧患者が対象で、有酸素運動を中心に定期的に(毎日30分以上を目標に)運動を行う
節酒 エタノールで男性20〜30mL/日以下
女性10〜20mL/日以下
禁煙 (受動喫煙の防止も含む)
*重篤な腎障害を伴う患者、肥満者や糖尿病患者などでは勧められない
出典:高血圧治療ガイドライン2014

高血圧予防は生活習慣の修正から

私は半年前に“マイ血圧計”を選んで購入し、夫婦で測り始めました。基準値内であっても、徐々に上がってきているとすれば、体が変わってきているサイン。エイジングを早めに把握しておきたいと思ったからです。

最近は、スマホアプリで管理できるような高機能機種も出ています。まだまだ数値は低いですが、少しの上昇でも気になって、食事を見直そうとか運動しようという気持ちになりますから、始めてよかったと思っています。運動は、早歩きやスクワットを取り入れるだけでもOKです。

ちなみに、運動をして血流をよくすると、血管内皮細胞から「NO(一酸化窒素)」が分泌されます。この物質こそ血管を若返らせる注目物質であり、血圧コントロールにも役立ちます。このお話はまた改めて……。

ご協力いただいた婦人科医

村崎芙蓉子さん

女性成人病クリニック院長 循環器内科医師
むらさき・ふよこ●循環器内科医。57歳で更年期医療専門のクリニックを開業。ホルモン補充療法やカウンセリングに力を入れ、全人的に患者の心身を診る更年期医療を提供している。

ライター、メノポーズカウンセラー 及川夕子
更年期まっただ中のライター。最近、ちょっと休んだぐらいでは疲れが抜けなくなってきて、以前よりもカラダのメンテが欠かせなくなったと実感。とはいえ、カラダの変化をポジティブに捉え、同年代の女性の健康に役立つさまざまな情報をお伝えしていきたいと思っています。ただいま、ヨガやマインドフルネスを実践中。ホルモン補充療法もしてみたい!
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