最近、こんなことは気になりませんか?
□肌のシミやシワが気になる
□髪の毛のハリやツヤが減ってきた
□顔や足がむくみやすい
□同年代の友達より自分の方が老けて見える
ひとつでも当てはまる人には、「ゴースト血管」が増え始めている恐れがある。
「ゴースト血管とは、血液が流れなくなり、幽霊(ゴースト)のようになってしまった毛細血管のこと。老け見えの原因になるだけでなく、放置すれば心臓病や認知症のリスクを高める可能性もあります」と指摘するのは、抗加齢医学の権威で愛媛大学大学院 教授の伊賀瀬道也さん。
血管と聞くと、動脈や静脈を思い浮かべる人が多いが、実は全身の血管の99%は毛細血管だという。毛細血管が全身の皮膚や臓器などすみずみまで酸素や栄養を供給してくれるからこそ、美と健康を保てる。
なぜ毛細血管がゴースト血管になってしまうのか?循環器の専門医として医師のキャリアをスタートした伊賀瀬さんが注目するのは心臓だ。
「心臓の力が衰え、全身の毛細血管に血液が行き渡らなくなることが最大の要因だと思います」