腰痛はお尻の筋肉が硬くなっていることから起きることが多い、という中野さん。腰なのになぜお尻なのか?
「大臀筋というお尻を覆っている大きな筋肉が固まると、骨盤が動きづらくなります。すると骨盤の上にある腰椎も動かなくなり、血液の巡りが悪くなり周辺の筋肉は常に緊張した状態になります」
歩く、座る、何げない動きの中で、本来であれば骨盤と腰椎は常に絶妙な連携をとっている。
「お尻の深いところにある梨状筋にも注目しましょう。大臀筋との間に坐骨神経が通っているので、圧迫されると強く痛みます」
梨状筋が硬いか硬くないか、まずストレッチでテストを。
「マッサージ、それぞれのストレッチの順で3分を目安にしましょう。歯磨きのように毎日行えば、必ず楽になるはずです」