「全身をゆるやかに動かすことと深い呼吸でリラックスできること。このふたつが、ヨガによって自律神経のバランスが整い、腸活に役立つ理由です」と、今回の腸活ヨガプログラムを提案してくれたサントーシマ香さん。
特に、朝と夜に行うことが肝心。
「朝は、眠っている間に縮こまった体をヨガのゆっくりした動作で動かすことで、『活動する時間だよ』と合図を送り、交感神経を穏やかに立ち上げていきます。
一方、夜は日中に溜まった筋緊張をゆるめて、体に『寝る時間だよ』と教え、交感神経から副交感神経への切り替えをスムーズに促していきます」
さらに今回腸活効果をアップさせるためにお腹や腰回りに刺激を与え、腸をマッサージできる動きも加えている。
「真面目になりすぎず何となく形を真似て、気持ちがいいと感じられる姿勢を探りながら、もぞもぞ動くだけでもOKです。また、鼻からゆっくりラクに呼吸をすると効果が高まります。心は〝今、ここにいる〟感覚に集中させ、リラックスして体を伸ばしましょう」