「指でつまめた腰のお肉が薄くなって、腰骨に触れるようになったんです」
2週間でサイズダウンを果たし、うれしそうに話す花井典子さん。常に意識したのは「空腹感を覚えてから食べ、早食いをしないこと。空腹になるのがイヤで、スイーツをちょこちょこ口にしていたが、キッチンのお菓子コーナーを撤去。口寂しい時はガムを噛むようにしたら、心も落ち着いてきた。
「幸せホルモンのセロトニンのおかげかしら。甘いものがなくても平気になりました。ホルモンは目に見えないけれど、ちゃんと働いている気がします」
日を重ねるにつれて夕食では「あー、お腹空いた!」と食卓につくように。
「食べる時は箸をこまめに置いて、よく噛んで食べることを心がけました。今までいかにきちんと味わって食べていなかったか、実感しましたね」
功を奏し、料理の半分ちょっと食べたぐらいで、満腹感を覚えるように。
「グラフ化体重日記を毎日つけているうちに、途中から下降線になってきたのがうれしくて、記録するのが楽しくなりました。これが脳内麻薬ホルモンと呼ばれているβエンドルフィンの働きなのかなって。ホルモンを味方にすると、そんなにつらい思いをしないでダイエットできるんですね」