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スタジオジブリの「もののけ姫」がスーパー歌舞伎に。アシタカ役・市川團子さんの曇りなき眼に撃ち抜かれたい

歌舞伎俳優の市川團子さん(22)が、スーパー歌舞伎「もののけ姫」(2026年7月3日〜8月23日、東京・新橋演舞場)の製作発表に登場。スタジオジブリが1997年に制作し大ヒットした名作アニメ映画の歌舞伎化に挑みます。共演する中村壱太郎さん(35)、父・市川中車さん(60)も同席。その模様をレポートします。

文・クロワッサン編集部

スラリと凛々しい市川團子さん。アシタカそのもののまっすぐな眼で「ただ覚悟をもって勤めるのみ」と語る。端正で清廉な佇まい、世代を超えた全歌舞伎ファンの孫。どうかずっと健やかに……
スラリと凛々しい市川團子さん。アシタカそのもののまっすぐな眼で「ただ覚悟をもって勤めるのみ」と語る。端正で清廉な佇まい、世代を超えた全歌舞伎ファンの孫。どうかずっと健やかに……
サン役を務める中村壱太郎(かずたろう)さん。年齢は團子さんより少しお兄さん、可憐な姫役が大人気。これまでも「ヤマトタケル」「新説 小栗判官」などで、團子さんとの息のあった共演をかさねている
サン役を務める中村壱太郎(かずたろう)さん。年齢は團子さんより少しお兄さん、可憐な姫役が大人気。これまでも「ヤマトタケル」「新説 小栗判官」などで、團子さんとの息のあった共演をかさねている
スラリと凛々しい市川團子さん。アシタカそのもののまっすぐな眼で「ただ覚悟をもって勤めるのみ」と語る。端正で清廉な佇まい、世代を超えた全歌舞伎ファンの孫。どうかずっと健やかに……
サン役を務める中村壱太郎(かずたろう)さん。年齢は團子さんより少しお兄さん、可憐な姫役が大人気。これまでも「ヤマトタケル」「新説 小栗判官」などで、團子さんとの息のあった共演をかさねている

スーパー歌舞伎とスタジオジブリ、2つの大きな冠の下で

「もののけ姫」は中世の日本を舞台に、巨匠・宮崎駿氏(85)が原作・脚本・監督を手がけた壮大な自然と人間の物語。呪いをかけられた少年・アシタカと山犬に育てられた少女・サンが、自然を破壊する人間と守ろうとする神々との対立に苦悩し、解決を探る姿を描く。

アシタカ役を務める團子さんが、「スーパー歌舞伎は、私の祖父(二世市川猿翁)が現代の人にも歌舞伎の魅力を伝えたいという精神のもと、命がけで創始したものです。『ヤマトタケル』をはじめ、祖父のライフワークのような活動でした。今回は祖父がいない状態での初めてのスーパー歌舞伎の新作です。この『もののけ姫』という作品は、ジブリの代表作でもある本当に魅力的な作品。この 2つの大きな冠の中で上演するということに、正直怖さもあります。しっかりと覚悟を持って、多くの方に感動していただける、明日を生きる活力となるようないい舞台になるよう、誠心誠意向き合いたいと思っています」と決意を表明。

それを受けて、サン役の壱太郎さんが、「今日はたぶん僕の人生で一番大きな歌舞伎の記者会見です。こんなに取材の方がいるのを初めて見ました。それだけ注目されているということに、改めてワクワクとドキドキを感じています。宮崎さんは「もののけ姫」を<時代冒険活劇>と仰っておられ、まさに我々は歌舞伎の歴史を脈々と感じながら、今この『もののけ姫』の世界を冒険してるんですよね。僕が演じるサンは、一言で表せないお役ですが、少女と獣を掛け合わせた歌舞伎の女方になるんじゃないかなと思っております。新しい歌舞伎の、新時代の幕開けの舞台になると感じていますので、これを見なければ損だ、と思われるような作品にしたいと思っております」と意気込みを語りました。

これからの歌舞伎界を牽引するふたりのエネルギーを浴びに、ぜひ新橋演舞場へ。

右からスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー、壱太郎さん、團子さん、團子さんの父で乙事主役の市川中車さん、演出の横内謙介さん
右からスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー、壱太郎さん、團子さん、團子さんの父で乙事主役の市川中車さん、演出の横内謙介さん

鈴木敏夫プロデューサーは「『もののけ姫』の映画を作ったとき『時代劇はもう流行らないよ』と多くの人から言われたもの。その作品を歌舞伎の世界でもういちど再現できることに感動しています」と当時の思い出を振り返りながら語りました。

演出を手掛ける横内謙介さんは、「今回のスローガンは『ともに生きよう』。作品中でアシタカが何度も言うセリフですが、世界で様々な立場での対立が起きている現代に、まさに響くテーマだと思います」と力強く訴えました。

アシタカを演じる、市川團子さん
アシタカを演じる、市川團子さん
サンを演じる、中村壱太郎さん
サンを演じる、中村壱太郎さん
エボシ御前を演じる、中村時蔵さん
エボシ御前を演じる、中村時蔵さん
アシタカを演じる、市川團子さん
サンを演じる、中村壱太郎さん
エボシ御前を演じる、中村時蔵さん

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