4時間程度だった睡眠時間を増やすのがミッションとなった吉村美佳さん。
「睡眠時間が短いと空腹ホルモンのグレリンが過剰に分泌されて、7時間睡眠の人より圧倒的に太りやすいという話は大ショックでした」
夜9時以降はスマホを手放して情報を遮断し、夜中にしていたSNSや映画観賞も我慢。好きなお酒も控えて、10時には寝るように心がけた。
「意外でしたが、すんなり眠ることができました。工藤先生から聞いた朝1杯の牛乳で睡眠ホルモンが増えることや、夜は間接照明にして暗くすると睡眠ホルモンが出る、腹式呼吸で深い呼吸を繰り返すと眠りにつけるなどのアドバイスを実践して睡眠の質も上がったと思います」
その結果、朝5時起床がいつもより爽やかに。睡眠時間が3時間近く増えたことで、体重グラフが緩やかに下降していった。
「食生活が一目でわかるんです。野菜メインの時よりも、肉とか魚とかタンパク質ファーストで食べたほうが体重は減っていたり。うれしいことに背中がスッキリして、全体がシュッとした感じです。何よりもこのまま続けていけば、心身ともに健康になれるように思います。ホルモンは侮れませんね」