からだ

【有酸素運動初級編】家で簡単にできる低負荷トレーニングで脂肪を燃焼。

  • 文・鈴木恵美 モデル・くらさわかずえ ヘア&メイク・村田真弓 スタイリスト・高島聖子 撮影・大嶋千尋

7.椅子から立ち上がり太ももを鍛える

1〜3を【2秒ごとに1~2分間くりかえす】

1.椅子から1歩離れた場所に立ち、つま先をやや外側に向け足を肩幅に開く。椅子の手前に軽くタッチして、椅子には座らず、中腰になってスタート。

2.そのまま椅子には座らずに立ち上がる。やや前傾姿勢のまま目線は水平をキープし、下半身の筋肉で体を持ち上げる。

3.背筋を伸ばし、お尻を締めて、真っすぐに立ち上がる。重心はかかとに。太もも、お尻全体の筋肉の強化になる。

●ここがPoint
 NG!

背中が丸まってしまうと、腰への負担が大きくなる。

背中から腰はできるだけ一直線に。椅子を使う理由は、腰を落とす位置の目安になるから。すばやくくりかえすと姿勢が乱れてくるが、目安があれば正しいフォームで行える。また転倒防止にもなる。

8.脚を前後に広げて、太ももを鍛える

1〜3を【2秒ごとに1~2分間くりかえす】
(休まずに逆の足も同じように続けて)

1.脚を大きく開き、椅子の角に軽くお尻をのせた状態で屈伸をする。前脚のひざは90度曲げて後ろ脚はかかとを上げる。

2.お尻を真上に上げていく。お尻や脚の裏が伸びていくのを感じながら行う。両足はしっかり前を向いていること。

3.後ろ脚のかかとを高く上げて、お尻を持ち上げるように、上半身を伸ばしきる。前脚のひざは伸ばさなくてOK。

●ここがPoint
 前から見ると…

前脚側の手は、椅子に軽くそえて、補助代わりに。

そえている手で椅子を押すのではなく、下半身の力を最大限使うこと。後ろ脚の位置を遠くすればするほど強度が上がる。椅子にお尻を下ろすときは、完全に座らずに、軽く椅子に触れる程度で。

中野ジェームズ修一

教えてくれた人

中野ジェームズ修一 さん (なかの・じぇーむず・しゅういち)

スポーツモチベーションCLUB100最高技術責任者、PTI認定プロフェッショナルフィジカルトレーナー。『女性が医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)など、著書多数。

『Dr.クロワッサン 内臓脂肪を3週間で落とす』(2019年12月27日発行)より。

1 2 3 4
この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

SHARE

※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

人気記事ランキング

  • 最新
  • 週間
  • 月間