からだ

腰痛解消に、簡単体操とツボでアプローチ。

痛いから動きたくない。で、動かないとますます症状が進む、肩こり・腰痛。その原因の元を明治国際医療大学教授の伊藤和憲さんに教わり、探りながら、正しいケアを考える。
  • 撮影・青木和義 スタイリング・高島聖子 ヘア&メイク・大谷亮治 モデル・くらさわかずえ イラストレーション・山口正児 文・黒澤祐美

腰椎・下半身のテスト

ハイヒールを履く機会が多い、運動をする機会がめっきり減ってしまった、一日のなかで座っている時間が長い。このうちどれか1つでも当てはまる人は、骨盤の傾きによる姿勢の乱れが生じている可能性が高い。

「筋力は30代をピークに徐々に低下します。とくに太腿の筋肉は前後差が出やすく、どちらか一方が弱ると骨盤が傾きます。骨盤を支える周辺の筋肉に負担がかかり、その結果、腰痛が起こることも。腰椎と下半身の柔軟性をチェックして、腰痛の起こりやすさを判断しましょう」

背骨を支える筋肉の柔軟性や、腰の骨(=腰椎)の可動域をチェック。足を揃えて上体を前に倒し、指先を床に近づける。つま先と指の距離が開いているほど、柔軟性が低い。
太腿の裏の柔軟性をチェック。足を腰幅に開いて立ち、踵を床につけたまま膝を曲げてしゃがみこむ。踵が上がらずに、5秒以上キープできていればOK。

全身のバランステスト

全身の筋肉の緊張度をチェック。床に1本の線を引き、その上に足を縦にずらして立つ。両目を閉じ、そのままバランスをキープ。下の表を確認し、自分の年代の目安時間よりも早く姿勢が崩れてしまったら、次ページの体幹を鍛えるストレッチと体操で整えよう。

30代 → 50秒
40代 → 40秒
50代 → 30秒
60代 → 20秒
70代 → 15秒

ニット1万3000円、パンツ1万2000円(共にダンスキン/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター TEL.0120-307560)

太腿・お尻のストレッチ

床に仰向けになり、片方の膝と股関節を曲げて両手で抱える。腰が反らないようお腹を床に押し付けておく。
膝を胸に近づけ、5秒キープ。膝の位置を内・外に動かすと、お尻全体をくまなく伸ばせる。反対側も同様に行う。
床に仰向けになり、片方の膝と股関節を曲げ、膝裏に両手を添える。肩が床から浮かないよう注意。
膝を伸ばし、両手で胸側に引き寄せる。体が硬い人は膝が軽く曲がっていてもOK。5秒キープ。反対側も。
背骨の下部に位置し、骨盤の中心にある逆三角形の骨「仙骨」の際を、親指で圧迫する。反対側も同様に行う。
膝の内側から指3〜4本分腿側を、さすり上げるようなイメージで刺激する。反対の脚も同様に行う。
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