ビューティー

キッチンで簡単に! 身近な食材で手作り美容トリートメント。

水谷雅子さん/美容研究家。オリジナルの美容法が海外メディアにも注目されている。著書に『食材で作る ジャムウ式若肌フェイスパック』(双葉社)。

水谷雅子さん/美容研究家。オリジナルの美容法が海外メディアにも注目されている。著書に『食材で作る ジャムウ式若肌フェイスパック』(双葉社)。

驚異の美肌の持ち主! 40代の水谷雅子さんが実践している手作り美容、その秘密は身近な食材を使ったハンドメイドにありました。この美容法を編み出したきっかけは2年前バリで体験した、天然素材で作られたトリートメント。

これが、インドネシアに古くから伝わる〝ジャムウ〟との出合いだったそう。

「現地では南国特有のハーブやスパイスを使用していますが、日本ではなかなか手に入らない。身近な食材でいろいろと試し、アレンジをしてみました」

試行錯誤しながら楽しく作り上げたのが、今回お教えいただいた、オリジナルの水谷流・手作り美容トリートメント。

作り方も使い方も、いたって簡単。素材を混ぜて肌に乗せるだけという、テクニックいらずの美容法。食材に含まれる抗酸化成分や、ビタミンなどの豊富な栄養分が、肌に行き渡ります。

それが保湿や美白、そして、エイジングケアにもつながると聞いて、今すぐにも試したくなるものばかりです。


ライスウォーター洗顔

「米ぬか」の美肌効果で、透明感アップ。

「天然の素材だから、肌あたりがとてもマイルド。乾燥もくすみも癒される。毎日の定番メニューです」

「天然の素材だから、肌あたりがとてもマイルド。乾燥もくすみも癒される。毎日の定番メニューです」

数あるジャムウ美容の中で水谷さんが真っ先に取り入れたのが、このライスウォーター洗顔。米のとぎ汁を利用します。

「毎日炊くお米でできるから、とても簡単。とぎ汁にはお米の細かい粒子が含まれていて、スクラブ効果が期待できます。ぬかのビタミン効果で、洗いあがりの肌は、もちもちの柔らかな感触に」

とぎ汁を捨てずに使う、まさにエコ洗顔。みずみずしさも味わえます。


米のとぎ汁は捨てずにペットボトルや密閉陽気に移し、ひと晩寝かせる。

米のとぎ汁は捨てずにペットボトルや密閉陽気に移し、ひと晩寝かせる。

材料
米のとぎ汁
作り方 
1.米の2回目のとぎ汁をペットボトルに入れ、ひと晩、冷蔵庫で寝かせる。ボトルの底にきめ細かい白い粉が沈殿し、水が透明になるまで置いておく。

2.底の約1センチを残して、残りの水は捨て、沈殿物をよく混ぜる。

3.さらに水を加えて、ボウルに移し、肌に浸透させるようにやさしく洗顔をした後、ぬるま湯で洗い流す。


バナナマスク

ハチミツとのブレンドで、最強の「乾燥対策」。

バナナとハチミツのレシピは、まるでスイーツのよう。「甘くお菓子のような香りを楽しみながら、ケアできます」

バナナとハチミツのレシピは、まるでスイーツのよう。「甘くお菓子のような香りを楽しみながら、ケアできます」

手頃な値段で手に入るバナナは、保湿力を強化するアスコルビン酸を多く含んでいます。真皮のコラーゲンを増やすので、小ジワ予防にも有効。ハチミツと混ぜることで、さらに潤い効果がアップ。

「肌がカサついている、と感じたときは、週1回を目安にバナナマスクで乾燥対策をしています。余ったバナナの皮は、ハンドケアに応用。もちもちとした肌触りになれるので、ぜひ試して」


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材料
熟れたバナナ1本、ハチミツ大さじ1
作り方 
1.バナナをひと口大に切り、ミキサーでハチミツと混ぜて、ペースト状にする。

2.パッティングをするように、顔と首に塗り、15分たったら洗い流す。バナナの皮の内側をそのまま手にこすりつけると、すべすべしっとり。


しょうが湿布

しょうがパワーで肩こりがスッキリ!

「濡れても破れにくい、キッチンペーパーに浸して使っています。肩やひざなど、広い範囲を覆うことができて便利」

「濡れても破れにくい、キッチンペーパーに浸して使っています。肩やひざなど、広い範囲を覆うことができて便利」

しょうがは血行促進効果により、体をぽかぽかと温めます。飲むだけでなく、体に湿布することで、疲れやだるさを和らげてくれるのだそう。

「肩こりや首、腕にもおすすめ。立ち仕事で疲れたときは、ひざにしょうが湿布をすると、翌日は脚が軽くなります」

 しょうが汁を作るときは、温度に注意。80度以上になると酵素が働かなくなるので、70度から75度をキープしましょう。


しょうがの風味豊かな搾り汁。新鮮なうちに肩やひざに湿布しましょう。

しょうがの風味豊かな搾り汁。新鮮なうちに肩やひざに湿布しましょう。

材料
しょうが、湯適量
作り方 
1.しょうがを皮つきのまますりおろし、70~75度のお湯に入れ、しょうが汁を作る。

2.キッチンペーパーをしょうが汁に浸してよく絞り、肩や首、ひざなど、疲れが気になる部分に温湿布をする。その上に蒸しタオルを乗せると、より効果的。

3.ぬるく感じてきたら、タオルを温めなおす。「15~20分、続けると、すっきりします」


アボカドマスク

抜群の潤い効果で、肌も髪もしっとりつややか

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「森のバター」と呼ばれるほど、アボカドは栄養分が豊富。保湿力の高い植物性油脂や、老化を予防するビタミンEを多く含んでいます。まさに万能食材! 

「肌に使う場合はハチミツ、髪の場合はオリーブオイルをブレンドします。潤い効果の高い食材ばかりを使用するレシピなので、乾燥対策にうってつけ。パサつきが気になる肌も髪も、しっとりとなめらかになり、ツヤ感もアップ。


「若く硬いアボカドだとミキサーでつぶれにくいので、柔らかく熟れたものをチョイスして」

「若く硬いアボカドだとミキサーでつぶれにくいので、柔らかく熟れたものをチョイスして」

材料
アボカド1個、ハチミツ大さじ1(あるいはオリーブオイル小さじ1)
作り方 
1.アボカドをひと口大に切り、ミキサーに入れ、肌のケアにはハチミツ、髪のケアはオリーブオイルを混ぜる。

2.肌のケアはコットンで顔に塗布し、15分後に洗い流し、化粧水で引き締める。髪のケアは、頭皮に塗布し、30分後に流す。
「頭皮を中心にマスクを塗ります。洗い流した後は、トリートメントを」


ココアやトマトを使ったトリートメントの作り方はこちらから。キッチンでササッと作れて香りまで楽しめる、手作りトリートメント。食材の持つパワーを実感しましょう。

『クロワッサン』896号(2015年2月25日号)より

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