【すっきり暮らす】好きなものに囲まれて、心地よく暮らす片付けのメソッド(前編)。 | トピックス | クロワッサン オンライン
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【すっきり暮らす】好きなものに囲まれて、
心地よく暮らす片付けのメソッド(前編)。

モノがいろいろあってもすっきり素敵に暮らしている人がいます。でも、私たちと同じように散らかる要素があるはず。ではどんな工夫をしているのか。そのコツを取材させていただきました。まずは前編です。

5年前に建てた家は無垢材を使った一軒家。1階は、農家の典型と言われる「田の字型」をベースにアレンジし た間取り。リビングの横には客間として和室も設けている。

5年前に建てた家は無垢材を使った一軒家。1階は、農家の典型と言われる「田の字型」をベースにアレンジした間取り。リビングの横には客間として和室も設けている。

米農家の山﨑瑞弥さんは、夫婦二人三脚で無農薬の米を作り、顔が見える関係を大切にしながら直接販売をしています。学生時代には工業デザインを学び、前職は彫金の仕事に就いていた経歴の持ち主。

「物が好きで、とくに器や道具が大好きなんです。実は料理や家事が得意じゃなくて、器と道具を使う楽しさで、モチベーションを上げています」

リビングに面した戸棚には、結婚後、10年をかけて集めた器が行儀よく並んでいます。大量生産ではなく、作った人の手仕事を感じるものに気持ちが揺さぶられるそう。隣の棚には、おひつや鍋などの道具類がずらり。米にまつわるイベントに出展するほか、ごはんの炊き方の比較検証もしているので、趣味と仕事を兼ねてこの量になりました。
 
とはいえ、「見える収納」なのはこことキッチン内のごく一部だけ。LDK全体は、物を出さずに自然素材のインテリアでまとめています。「道具は長く使いたいし、食材はムダにするとさみしくなるから」と、優先順位の高いものが把握しやすい状態になっているのです。掃除は苦手だが片づけは好きだと話す山﨑さん。「物に触れているのが幸せだから」と、世話を焼くような気分で片づけに向き合っています。

 
旅先やギャラリーやイベントなどで、少しずつ買い集めた器たち。「私にとってはいろんなところに行った思い出そのものが、器なんです」

旅先やギャラリーやイベントなどで、少しずつ買い集めた器たち。「私にとってはいろんなところに行った思い出そのものが、器なんです」

 
レンジ台下の収納は、扉をつけずに中身を把握。
扉をつけると出し入れがしにくく、湿気がこもったり、奥に何があるのか忘れたりするため、オープンに。取っ手をつかんでスライドさせ引き出す造り。

扉をつけると出し入れがしにくく、湿気がこもったり、奥に何があるのか忘れたりするため、オープンに。取っ手をつかんでスライドさせ引き出す造り。

食材ストックは、一覧できるとロスがなくなる。
吊り戸棚のサイズにぴったりな透明ケースを見つけたので、お茶や塩など食材のストック入れに。

吊り戸棚のサイズにぴったりな透明ケースを見つけたので、お茶や塩など食材のストック入れに。


 
かさばるフライパンは、「 吊して隠す」で解決。
シンクの対面に、フライパン類の収納を作った。琺瑯 容器などの道具類は、サッと出せるようオープン収納 に。物に応じて見せると隠すを使い分けている。

シンクの対面に、フライパン類の収納を作った。琺瑯
容器などの道具類は、サッと出せるようオープン収納
に。物に応じて見せると隠すを使い分けている。

洗った道具を乾かす場所を作って、湿気を回避。
カビが発生すると落とすのもたいへんだし、大事な道具も弱ってしまうので、湿気対策には気をつけている。シンク上に乾燥用の一時置き場を設置。

カビが発生すると落とすのもたいへんだし、大事な道具も弱ってしまうので、湿気対策には気をつけている。シンク上に乾燥用の一時置き場を設置。


【すっきり暮らす】好きなものに囲まれて、
心地よく暮らす片付けのメソッド。後編はこちらから。
https://croissant-online.jp/topics/37949/

 

◎山﨑瑞弥さん 茨城に田んぼを持つ米農家の6代目である夫と、小学3年生の長男、3歳の長女、母との5人暮らし。著書に『お米やま家のまんぷくごはん』(主婦と生活社)。

『クロワッサン』909号(2015年10月10日号)より

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