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デリケートゾーンの不快感をケア! においやかゆみを防ぐ習慣──大人が本当に必要なフェムケア術

若い頃とはまた違ってくるデリケートゾーンの悩み。今からできる対策を婦人科医・白岩和香苗さんに聞きました。

撮影・黒川ひろみ イラストレーション・中村久美 文・恒木綾子

アンダーヘアは処理すべき?

デリケートゾーンの不快感をケア! においやかゆみを防ぐ習慣──大人が本当に必要なフェムケア術

老後に備え、注目を集める介護脱毛。

「アンダーヘアを処理するかどうかに、医学的な正解はありません。すべて脱毛したほうが衛生的とは一概にはいえず、本人の希望や肌の状態に合わせて選ぶことが大切です。特に、更年期はホルモンバランスの変化によって毛量も減り、外陰部の皮膚や粘膜が乾燥し、刺激に敏感になることも。脱毛する場合も、保湿や摩擦を避けるケアを心がけ、自分の肌の状態に合った方法を選びましょう」

デリケートゾーンのにおいが気になる

デリケートゾーンの不快感をケア! においやかゆみを防ぐ習慣──大人が本当に必要なフェムケア術

においが気になる場合は、外側だけでなく内側からのアプローチも大切。

「においは汗や皮脂、蒸れだけでなく、膣内環境の変化や感染、炎症などが関係することも。特に更年期は膣や外陰部の粘膜が乾燥し、膣内の菌のバランスも変化しやすい。洗いすぎを避け、保湿をするなど外側からのケアに加えて、食生活や腸内環境を整え、粘膜の健康を内側から支える視点も大切です。強いにおいが続く場合は、婦人科で原因の確認を」

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CBDやセサミオイル配合の保湿オイル。天然精油100%の上質なバラの香り。プレミアムフェミニンオイル Serene rose 50ml 3,300円(fuwari/ウェルファーマ TEL:0120-540-553)

性交痛がある

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若い頃に比べて、セックス時に擦れるような痛みを感じるようになる人も。

「前述のとおり、エストロゲンの低下によって膣や外陰部の粘膜が薄くなり乾燥し、潤いや弾力が低下することが一因です。年齢のせいと我慢せず、デリケートゾーン専用の保湿剤や潤滑剤で潤いを補って摩擦を減らすなどのケアを。また、感染症や皮膚疾患などが隠れていることもあるので、痛みが続く場合はやはり婦人科への相談をおすすめします」

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CBD配合で、デリケートゾーンの乾燥による不快感にアプローチする保湿オイル。プレミアムフェミニンオイル 50ml 2,750円(fuwari/ウェルファーマ)

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下着で擦れることがある

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下着やナプキンの摩擦によるひりつきも、日常生活を送る上では大きなストレスに。

「以前はふっくらとしていた大陰唇も、皮膚や粘膜の潤い、弾力が失われ、薄くたるんで摩擦が気になるようになります。そんな時はまず、ショーツの見直しを。ムレや刺激の原因になる化繊は避け、コットン100%素材を選んで。ナプキンも肌あたりの優しいオーガニックコットンのものがおすすめです。コーティングという意味で、保湿もお忘れなく」

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コットン100%で縫い目もなく、ストレスフリーな穿き心地。ショーツ、左から、BLUINTENSO、PORT RED、PURPLE GRAPE 各2,990円(インティミッシミ/インティミッシミ カスタマーセンター TEL:03-4332-7360)

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吸水性ポリマー不使用。肌に触れる表面シートは羽までオーガニックコットン100%で、肌当たりもソフト。オーガニックコットンナプキン羽つき25.5cm 16個入り 490円(コットン・ラボ お客様相談室 TEL:0893-25-5141)

性交後に出血がある

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性交後の出血は、摩擦によるものが大半。

「性交痛と同様、更年期の膣や外陰部は薄く乾燥しているため、性交時の摩擦で出血しやすくなることがあります。やはり保湿などのケアは必要ですが、日頃から粘膜の健康を保つことも大切です。ただし、出血するタイミングがたまたま性交後というだけで、子宮頸がんや子宮体がん、子宮頸管ポリープなどの病気が潜んでいる可能性も。繰り返すなら自己判断せず、婦人科を受診してください」

性器の見た目が変わってきた

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顔と同様、デリケートゾーンも年齢を重ねるにつれてシワやたるみが目立つように。

「外陰部の潤いや弾力が低下すると、見た目が変わることはあります。今は年の重ね方を選択できる時代。美容医療や形成的なアプローチでアンチエイジングを図る人もいれば、経年変化を受け入れる人も。医学的な治療が必要とは限りませんが、痛みや擦れなど日常生活に支障をきたす症状がある場合には、原因に応じた治療やケアの選択肢もあります」

  • 白岩和香苗

    白岩和香苗 さん (しろいわ・わかな)

    婦人科医、「ラエティス クリニック本町」副院長

    岩手医科大学医学部卒業、順天堂大学大学院修了。「ラエティスクリニック本町」で分子栄養学等も取り入れた婦人科治療を行う。

『クロワッサン』1175号より

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