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餡好きが選ぶ、あんこもの大集合!【羊羹編】

  • 撮影・千葉 諭 文・日高むつみ

坂田さんの好きなあんこは、あっさりしたさらしあん。

「原稿を書いている時や撮影を終えた時、甘いものが欲しくなります。羊羹はそんな時にぴったり」
坂田阿希子さんにとって、あんこは小さい頃から身近な存在だ。
「米処・新潟で生まれ育ったんですが、ご近所に餅菓子屋さんがたくさんあって普段から大福やおはぎを食べてたんです。祖母も小豆をよく煮てました」

好きなあんこはあっさりしたさらしあん。塩味と甘みのバランスがよい『新鶴』の塩羊羹や赤坂『塩野』の塩乃羊羹もお気に入り。
「以前、鎌倉土産でいただいて気に入った『松花堂』のあがり羊羹も喉越し爽やか。ねっとりつるんとした舌触りで軽やかですが、小豆の美味しさも充分に感じられます。一方、祖母が大好きだった地元・長岡の老舗、『紅屋重正』の羊羹はこっくりした甘み。薄く切って舌の上で少しずつ溶かすように食べるのが、昔から好きですね」

【新鶴本店】塩羊羹

諏訪名物、この上なく淡く上品な塩羊羹。
かつて信州で貴重とされた塩を羊羹に。皮を剥いた小豆に特産の寒天を合わせ、楢の薪で炊き上げた羊羹はさっぱり軽やかな甘さ。袋入り中 1,800円(税込)。取り寄せ可。

長野県諏訪郡下諏訪町木の下3501 TEL 0266・27・8620 水曜休

【御菓子司 塩野】塩乃羊羹

塩味と甘みが調和した、キリッと端正な味わい。
透明感のある淡い藤色は職人が手間を惜しまず雑味を取り除いた証し。赤穂の焼き塩が氷砂糖のすっきりした甘みと小豆の風味を際立たせる。小1本1,250円。取り寄せ可。

東京都港区赤坂2・13・2 TEL 03・3582・1881 日曜休

【北鎌倉 松花堂】あがり羊羹

もっちり&口どけのよい、尾張徳川家の御用菓子。
練り羊羹より柔らかく、水羊羹より弾力あり。舌の上でホロホロほどけ、喉越し爽やか。上品な甘さと軽やかな食べ心地で後味もよい。1本 1,404円(税込)。取り寄せ可。

神奈川県鎌倉市山ノ内1340 TEL 0467・22・6756 月曜休

 

【紅屋重正】小豆煉羊羹

小豆の風味を鮮やかに感じさせる細身の羊羹。
越後長岡藩牧野家の御用を務めた菓子匠の定番。「水花火という粟羊羹が有名ですが練り羊羹も小さい頃から食べ慣れた味」。1本 500円。取り寄せ可。

新潟県長岡市表町1・10・35 TEL 0258・32・1456 元日休

>> 【最中編】はこちら

>> 【豆大福編】はこちら

>> 【いろいろなあんこ編 その1】はこちら

>> 【いろいろなあんこ編 その2】はこちら

芝田山康●第62代横綱・大乃国。2006年に上梓した『全国スイーツ巡業』で”スイーツ親方”としてブレイク。あんこは絶対こしあん派。

坂田阿希子●フランス菓子店等で修業後に独立。「studio SPOON」主宰。雑誌やテレビなどで活躍する。新刊『CAKES』(NHK出版)が発売中。

『クロワッサン』960号より

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