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やたらと怒ってしまう自分と訣別する方法。

  • 撮影・千葉 諭 文・板倉ミキコ

【思い立ったら】怒りのパターンを書き留めて、自分の癖を知る。

《アンガーログ》日々イラッときた怒りの内容を文字にすることで“見える化”。

アンガーログとは怒りの記録。日頃ムカッときたり、イライラしたことがあったら、その場ですぐ怒りの内容を具体的に文字に残す。記すのはノートでもスマホでもいい。いつ、誰に、何があってどう思ったか、事実のみを書き記す。この時は分析も批評もしないことが大事。

「1週間ほど記録がたまったら、内容を見直して、初めて分析を行います。すると怒りの対象や傾向がわかり、怒った時の自分を客観的に見ることができるのです。記録する癖をつけることで、その場で一瞬冷静になることもできるので、感情に流されなくなって一石二鳥です」

《べきログ》怒りの感情を生み出す“べき”。 自分の“べき”と向き合ってみる。

「〜するべき」「〜すべきでない」など、私たちの怒りを生む正体は、この“べき”という言葉。
「自分が信じている“べき”が目の前で裏切られると、怒りが湧いてきます。例えば、今朝電車が遅れたことにイラッとしていたなら、その裏には〝電車は時刻ぴったりに来るべき〟という思いが隠れているのです」

“べき”と上手に付き合えれば、アンガーマネジメントも上達するもの。そこで、自分が思う“〜
べき”“〜べきでない”を記録(ログ)として書き出してみよう。
「自分の“べき”がどのように発動するか予想がつくと、そのコントロールも容易になります」

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