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【準備編】あるもので食べたいおかず作り。発想を転換して食卓に広がりを。

食材を揃えないと料理はできないと思っていませんか? ないならないなりに作ることで、むしろレパートリーは広がっていくのです。
  • 撮影・小林キユウ 料理製作・坂井より子 文・新田草子

家事の達人がとりわけ心を砕くのは、食に関すること

JR逗子駅から車で20分。葉山町の昔ながらの静かな住宅街に、坂井より子さんの自宅はある。三世帯住宅に改装したという一軒家にともに暮らすのは、夫と、長男の家族に長女一家。三世代で、大人6人に子ども3人という今どき珍しい大所帯だ。

季節に寄り添う暮らしぶりが注目され、広い層の女性から支持されている坂井さん。“日々の家事をいかに楽しく、ラクにこなすか”を常に追求する、家事の達人だ。とりわけ心を砕くのは、食に関することという。

「食事作りは家族の健康のために欠かせないものですが、1日3回、1年で1000回以上も支度が必要な、いちばん手のかかる家事でもあります。でも、いやいや作るとそういう味になってしまう。だからできるだけ負担にならないように、段取りを考えます」

秋から冬は、絶好の天日干しシーズン。根菜はしっかり乾かせば常温で保存しておける。
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