【コレド室町】目利きが太鼓判を押す、大人がおさえておくべき4店。

自宅から程近いコレド室町によく足を運んでいるという、ギフトコンシェルジュの裏地桂子さん。「手みやげを買ったり、食事をしたり。映画を観に行くことも多いです」。今回は、特に大人にお薦めの4店を紹介してくれた。すでにあるコレド室町1〜3に加え、今年の秋には、日本初進出となる台湾の人気複合型書店『誠品生活』を含む「コレド室町テラス」がオープン予定。日本橋界隈がさらに活気づきそう。

最高級だし昆布から手頃なおやつ昆布までが揃う。

あの北大路魯山人にも愛された、福井県敦賀市に本社を構える高級昆布の専門店。利尻昆布を専用の昆布蔵で2〜3年熟成させた「蔵囲昆布」は、「料理好きには必ず喜ばれるし、昆布は縁起もいい。ここぞという時の贈り物に重宝します」（裏地さん）。手頃な価格のおぼろ昆布やとろろ昆布、佃煮なども揃う。美しい越前和紙の箱に入った詰め合わせもギフトに最適。

独創性あふれる本格フレンチを手頃な価格で。

「未知の食材との出合いが楽しい」というシェフの中村和成さんが生み出す料理からは、旬の素材のおいしさが力強く伝わってくる。素材も味もハイレベルながらランチのプリフィクスコースで3,960円（サービス料・税込）という価格もうれしい限り。「友だちと大勢で行っても楽しめる店。野菜がふんだんに使われているのも魅力です」

ティータイムにもお酒にも合う、ナッツのお菓子。

プラリネとは、焙煎したナッツに煮詰めた砂糖をからめて作るお菓子。ここは日本初の専門店だ。厳選したナッツと、鹿児島県の徳之島でとれる黒糖を使用。いちじくや粒こしょうなど、フレーバーも豊富でお茶にもお酒にも合う。裏地さんのお気に入りは丸くて大きな「ガレット」。「ホームパーティーなどに持って行って、皆で割って食べるのが楽しいんです」

オリーブ油を使って揚げた芋けんぴは、ここだけの味。

店内にある厨房で揚げたばかりの芋けんぴが食べられるのが特徴。高知に本社がある店だが、オリーブ油配合の揚げ油を使っているのはここだけ。上品な風味と軽い口当たり、細長くつまみやすい形で、「老若男女、どんな人に差し上げても喜ばれます」と、裏地さんも手みやげに愛用中。スイートポテト「金次郎ポテト」（5個入り1,400円〈税込〉）も人気。