くらし

石黒智子さんの工夫ある暮らし。冷蔵庫の収納スタイルを、他の場所にも応用して。【後編】

  • 撮影・岩本慶三

【5】よく使う消耗品は定番を決めておく。

「食料品は、スーパーで商品の入れ替えもあるのでブランドにこだわり過ぎないようにしていますが、これがベストと思ったら買い続けます。定番を決めておくと、買い物を家族に頼めるのも利点」
海苔は「三國屋」、バターは業務用の「カルピスバター」。同様に、ラップやホイル、ペーパー類も決まったブランドを。

《海苔とバターは多めに買ってストック。》この2品は10年以上同じものを買い続けている。味はもちろん、コストパフォーマンスも大切。どちらもストックは冷凍庫に。
《使い勝手のいいものを選び、定番化。》キッチンペーパーは「リード」の業務用。ラップは「宇部フィルム」。オーブンペーパーやアルミホイルはオーブン皿のサイズに合うもの。

【6】詰め込み過ぎず常に適量を意識する。

隙間があればあるだけものを詰め込むのは、収納が使いにくくなる原因に。
「私はいつも容量の7割くらいを意識しています。冷蔵庫には、普段、冷蔵の必要がない米なども入れておけば、お歳暮などで冷蔵品が届いても米を外に出して7割に保てる。クローゼットの適量も、多過ぎず少な過ぎず、ハンガー16本です」

《要冷蔵品以外を入れておけば、食材の買い過ぎ防止にも。》冷蔵庫には、米や乾物、パン粉も。緊急時には外に出せるし、スペースを埋めておくことで普段から生鮮食品の買い過ぎを防げる。米は冷蔵することで持ちもよくなる。
《洋服はゆとりをもって 収まる分しか持たない。》クローゼットは結婚した時に実家から持ってきたもの。スイスで見つけたお気に入りのハンガーには、上下の服を組み合わせてかけているので、出がけにさっと着られる。
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