片づかない悩みあれこれ、アドラー心理学の応用で解決に導きます。 | 片づけ | クロワッサン オンライン
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片づかない悩みあれこれ、アドラー心理学の応用で解決に導きます。

別名、勇気づけの心理学といわれるアドラー心理学。そのエッセンスを片づけに取り入れたら、自分にとって快適な部屋が手に入ります。
  • 撮影・青木和義

片づけが思うようにできず、自分を責め、家族にイライラをぶつけ、気まずい雰囲気に……。そんな経験はないだろうか。でも、それは決して悪いことではない。苛立ちは気づきのサインであると、ホームオーガナイザーの丸山郁美さんは言う。

「アドラー心理学は、20世紀初頭にオーストリアの精神科医、アルフレッド・アドラーが創始したものです。劣等感は目的を叶えるエネルギーであると捉えました。つまり、イライラや自己嫌悪感などの感情は、理想と現実の自分にギャップを感じ、“もっとよくなりたい”と思うからこそ生じるもの。その気持ちをうまく利用すれば、部屋が今、どんなに散らかっていても、思いどおりの部屋を実現できるといえます。なぜ片づけられないかの原因ではなく、どうなりたいかという目的だけに注目し、居心地のいい部屋へ変えましょう」

アドラー心理学を家の片づけに応用し、ネガティブな感情との付き合い方を身につけよう。

勇気づけホームオーガナイザー 丸山郁美さん

シンプルな3ステップで、自分にとって快適な部屋を実現する。

丸山さんの提唱するアドラー式お片づけなら、家じゅうのどこにでも応用できる簡単シンプルな3ステップで、片づけを進められる。雑誌やインスタグラムなどのSNSに載っているような、オシャレな部屋を目指す必要はなく、重要なのは“自分”にとって快適な部屋であるかということ。固定観念を捨て、自分が快適であるかだけを考えながら、下記3ステップを実行しよう。

「中でも重要なのが、STEP1です。まずは普段の生活でイライラを感じるポイントを探しましょう。そこが片づけるべき場所。イライラは心理学では二次感情といわれるもので、その下には不安や焦り、落胆等が隠れています。イライラと向き合って自分の思いを明らかにすると、自分が本当に望むことが見えてきます」(丸山さん)
例えば、洗濯するとき、上の戸棚から洗剤を取り出すのにイライラする、という場合、スムーズに取り出したいという焦りが隠れているといえる。

STEP2では、片づけるべき場所にあるものを仲間分けして、整理する。洗濯の例でいうと、戸棚にまとめて収納しているストック洗剤と毎日使う洗剤を仲間分けするといった具合。

STEP3では、場所に応じた最適な収納方法を考える。洗濯機横の壁にカゴを取り付け、毎日使う洗剤だけはそこに収納するなど。次からは各ステップを詳しく説明する。

アドラー式 片づける極意 3ステップ

[STEP 1]その部屋で何をしたいのか、イメージする。

[STEP 2]仲間分けして、整理する。

[STEP 3]快適を一番に考えて、収納する。

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