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「隙あらば棚」あり。好きなものも床面積も減らさない理想の棚【暮らしの好きを集めた棚百景③】

大切なものを収納しながら愛でる──床に置かない収納で、趣味で集めた民芸品を並べて楽しむ。パン・お菓子研究家のスパロウ圭子さんが実践する妥協しない棚使いの工夫を紹介します。

撮影・上原未嗣 文・松本あかね

スパロウ圭子さん パン・お菓子研究家 目に留まりやすい棚にお気に入りの郷土玩具を並べて。奥にある調理台上の食器棚は棚板を多くし、器を重ねすぎないことで、取り出しやすく、収納力もアップ
スパロウ圭子さん パン・お菓子研究家 目に留まりやすい棚にお気に入りの郷土玩具を並べて。奥にある調理台上の食器棚は棚板を多くし、器を重ねすぎないことで、取り出しやすく、収納力もアップ

スパロウ圭子さんと切り絵作家YUYAさんのアトリエ兼自宅は、製菓用の器具をはじめ各々の仕事道具や蔵書も多い。その上、共通の趣味である民芸品のコレクションも相当なもの。これらを減らさず極力床面積を広く取るため、入居時のリフォームで床置きなしの“浮かせる棚”を家じゅうに造作した。仕事部屋とリビングのある2階は天井を剥がし、鴨居の高さに棚を設置。イベント会場にもなる1階のダイニングキッチンでは窓枠、カウンター上に棚板を取り付け、民芸品を飾るコーナーに。

2階の造作棚は柱や床と色を合わせて一体感を出した。手を伸ばせば届く高さに本やレコードを、隅には神棚も収めた
2階の造作棚は柱や床と色を合わせて一体感を出した。手を伸ばせば届く高さに本やレコードを、隅には神棚も収めた
YUYAさんのデスク前に棚を自作。書店の陳列棚を参考に、棚用レールに専用金具で板を取り付けた
YUYAさんのデスク前に棚を自作。書店の陳列棚を参考に、棚用レールに専用金具で板を取り付けた

『クロワッサン』1167号より

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